有価証券報告書(内国投資信託受益証券)-第32期(平成29年5月9日-平成29年11月6日)

【提出】
2018/01/25 9:04
【資料】
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【項目】
54項目
(1)【投資方針】
1 アセットバック証券の独特なリターン特性やリスク特性の分析に基づき、アクティブに運用することを基本とします。
◆運用にあたっては、アセットバック証券の独特なリターン特性やリスク特性の分析に基づき、主要な3つのセクター(MBS、CMBS、ABS)への資産配分、個別投資銘柄選定、デュレーションマネージメントを行ない、アクティブに運用することを基本とします。
◆各種アセットバック証券に分散投資を行ないます。
◆アセットバック証券等への実質投資割合は、原則として高位とします。
◆A格相当以上の長期格付を有していない(格付が公表されていないものを含む。)アセットバック証券への投資も行ないます。
◆投資適格格付未満のアセットバック証券への実質投資割合は、原則として純資産総額の20%以内とします。
※投資環境によっては、防衛的な観点から運用者の判断で主要投資対象への投資を大幅に縮小する場合もあります。
《アセットバック証券について》
MBS (Mortgage Backed Securities)
主として住宅ローンを担保として発行された証券(住宅ローン担保証券)です。大部分は米国の政府機関である政府抵当金庫(GNMA)、連邦抵当金庫(FNMA)、連邦住宅金融抵当公社(FHLMC)により発行されています。
CMBS (Commercial Mortgage Backed Securities)
オフィスやホテル、多世帯住宅などの商業用不動産ローンを担保に発行された証券(商業用不動産ローン担保証券)です。
ABS (Asset Backed Securities)
自動車ローンやクレジットカードローン等各種の貸付債権を担保として発行された証券(各種資産担保証券。ただし、上記のMBS、CMBSの性質を有する証券を除きます。)です。
※既発行の上記証券を担保として発行される各種証券なども上記に含まれます。例えば代表的なMBSであるパススルー証券を担保として発行されるCMO(Collateralized Mortgage Obligation)などがこれにあたります。
また「アセットバック証券」は、米国で発行、流通するものが大半であり、以下特別な断りがない限り「アセットバック証券」とは、米国で発行、流通するものを指します。
※信用補完とは、担保となっているローンに支払い不能が生じた場合に、支払不能につながることを回避する為、政府機関等が元利金を保証する仕組みのことです。
■アセットバック証券の特徴■
★個々のローンを多数集めて証券化されます。
住宅用不動産を担保とした個人向け住宅ローンや商業用不動産ローンなどをタイプ毎にたくさん集めて“グループ”にし、それを担保として証券化したものがアセットバック証券です。
★通常毎月元利あるいは金利の支払いがあります。
担保となっているローンからは通常毎月金利の支払いや元本の返済が生じます。従って、アセットバック証券の保有者には通常毎月利息の受取りや元本の一部償還が発生することになります。一般的な債券では元本は満期時に一括して償還されますので、この点が大きく異なります。
※アセットバック証券の中には、一般的な債券と同様、元本が満期時に一括償還されるものもあります。
★期限前償還リスクがある故に相対的に高い利回りです。
住宅ローン等の借り手が満期前に残りのローンを一括して返済した場合、証券の元本もこれにあわせて償還されます。これを「期限前償還」といいます。この場合、証券の保有者は“予定外”の元本償還を受けることとなります。これを「期限前償還リスク」と呼びます。
※例えば、住宅ローンの場合など過去の金利低下時には、より低金利のローンへの借替えが多数発生したために期限前償還が増加するなどの現象が見られています。
通常の満期一括償還の債券と違ってアセットバック証券は、一般的に満期までの期間を通じて元本の一部償還が徐々に進行し、かつその程度やスピードが(ある程度予想は可能なものの)“不確定”である点が大きな特徴です。このためアセットバック証券の利回りはこうした性質を有さない他の証券(債券)に比べて相対的に高くなっています。
※アセットバック証券の一部には、期限前償還が少ないものもあります。
★信用補完により信用力が高められています。
担保となっているローンに支払不能が生じた場合に、それがそのままアセットバック証券の支払不能につながることを回避するため、通常アセットバック証券には支払保証などの種々の信用補完が付与されています。一例としてGNMAが発行したMBSは、政府機関が支払保証をしています。
上記は代表的なアセットバック証券の一般的な特徴を示したものであり、当該証券のすべての特徴を網羅したものではありません。
また、個々のアセットバック証券には様々な形態やストラクチャーがあり、すべてのアセットバック証券が上記の特徴に合致するとは限りません。
2 「Cコース」は原則として為替ヘッジを行ない、「Dコース」は原則として為替ヘッジを行ないません。
「Cコース」<為替ヘッジあり>実質組入外貨建資産については、原則として米国ドルを用いて為替ヘッジを行ないます。
「Dコース」<為替ヘッジなし>実質組入外貨建資産については、原則として為替ヘッジを行ないません。
3 ブラックロック・ファイナンシャル・マネジメント・インクに、運用の指図に関する権限の一部を委託します。
◆マザーファンドの運用にあたっては、「ブラックロック・ファイナンシャル・マネジメント・インク」に運用の指図に関する権限のうち、次に関する権限を委託します。
委託する範囲:アセットバック証券および米国公社債(含む短期金融商品)の運用
委託先名称:BlackRock Financial Management, Inc.
(ブラックロック・ファイナンシャル・マネジメント・インク)
委託先所在地:米国 ニューヨーク州 ニューヨーク市
委託に係る費用:「アセットバック証券オープンマザーファンド」を投資対象とする追加型証券投資信託の委託会社が受ける報酬から、当該投資信託の信託報酬支払いのとき支払うものとし、その報酬額は、信託財産の平均純資産総額(日々の純資産総額の平均値)に、次の率を乗じて得た額とします。
平均純資産総額
500億円以下の部分年0.23%
500億円超750億円以下の部分年0.18%
750億円超の部分年0.13%
運用の指図に関する権限の委託を中止または委託の内容を変更する場合があります。
資金動向、市況動向等によっては上記のような運用ができない場合があります。
■ブラックロック・ファイナンシャル・マネジメント・インクの投資戦略決定プロセス■

■ブラックロック・ファイナンシャル・マネジメント・インクの紹介■
BlackRock Financial Management, Inc. (ブラックロック・ファイナンシャル・マネジメント・インク)は、ブラックロック・インク(BlackRock, Inc. 以下「BRI」といいます。)の完全保有子会社です。BRIは、NY証券取引所に上場されています。BRIは、その様々な資産運用子会社(総称して「ブラックロック」といいます。)を通じて投資運用サービスを提供しています。
[ブラックロックの債券運用スタイル]
◆顧客のリスク許容度や運用ニーズ、ベンチマークに応じた幅広い債券運用商品を提供しています。
・金利変動リスクを厳格に維持・管理
・相対価値分析に基づく積極的なセクター・ローテーション
◆その運用スタイルは、金利の方向性・タイミングに多くを依存せず、デュレーション(金利変動リスク)を一定範囲内に厳格に維持・管理した上で、相対価値分析に基づく積極的なセクター・ローテーションを行なって運用することにあります。
[ブラックロックの債券運用プロセス]
◆下記の分析・管理に基づいて、経験と専門性を有するポートフォリオ・マネージャーが投資判断を行ないます。
・相対価値に基づくセクター・ローテーションおよび銘柄の選択
・デュレーション(金利変動リスク)の管理
・証券やポートフォリオの厳密な定量的価値分析
[ブラックロックの概要]
○設立:1988年
○事業内容:ブラックロックは、世界中の顧客に、債券・短期金融資産・株式の運用およびオルタナティブ投資のサービスを提供しています。加えて、資本市場に関する知識および専門技術を独自のリスク・マネジメントのシステムおよびテクノロジーと結合させた、リスク・マネジメント・サービスの主要な提供者でもあります。ブラックロックは、グローバルな投資運用およびリスク・マネジメントのサービス提供における最大手の1つです。

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