有価証券報告書(内国投資信託受益証券)-第9期(平成25年3月22日-平成26年3月20日)
(1) 【投資方針】
① 基本方針
この投資信託は、安定した収益の確保を目指して安定運用を行います。
② 運用方法
1 主要投資対象
金銭信託の受益権を主要投資対象とします。なお、このほか有価証券および金融商品等へ投資する場合があります。
≪参考:投資対象として想定される金銭信託の内容≫
※ 格付投資情報センター(R&I)、日本格付研究所(JCR)、ムーディーズ・インベスターズ・サービス(Moody's)、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P) 等
2 投資態度
ⅰ 金銭信託の受益権を主要投資対象とし、安定した収益の確保を目指して安定運用を行います。
・信託受益権は、実質的に指名金銭債権へ主として投資するものとします。
・信託受益権は、取得時において、R&Iのファンド信用格付Afc(シングルエーエフシー)格同等以上が付与されているものとします。
・また有価証券および金融商品等は、取得時において、格付機関(R&I等)による格付けが長期A格/短期a-2格同等以上が付与されているものとします。
ⅱ 原則として、信託受益権を高位(信託財産の純資産総額の90%以上)に組入れることを基本とします。
ⅲ なお資金動向および市場動向の急激な変化、この投資信託の設定、解約、償還、投資環境の変動、信託財産の規模等によっては、投資制限の範囲内で、弾力的に変更する場合があります。
[用語解説]
[運用の仕組み]
投資資金の流れ
・当ファンドは受益者の皆様のお申込金について、金銭信託の信託受益権への投資を通じて、実質的には指名金銭債権(以下、具体例として「自動車ローン等」といいます。)へ投資します。
→投資資金の流れでは、当ファンドはお申込金を主として金銭信託Ⅰ(下図ご参照。以下同じ。)の信託受益権へ投資し、また金銭信託Ⅰは金銭信託Ⅱの優先受益権へ投資し、金銭信託Ⅱは自動車ローン等へ投資を行います。(1~4)
→また当ファンドは、自動車ローン等の返済金について、金銭信託Ⅱの優先受益権および金銭信託Ⅰの信託受益権を通じて、元本と収益(配当)を受取り、これを主たる原資として当ファンドの受益者の皆様へ分配金・償還金等の支払いを行います。(5~8)
→なお、自動車ローン等の場合、ローン実行および回収等は事務委託先の提携信販会社を通じて行います。
※ 金銭信託Ⅰ・Ⅱは仕組みを説明するために付した名称です。
※ 数字は投資資金の流れの順番を表します。
●運用の仕組みのポイント-信用補完措置(優先劣後構造)
ポイント1:自動車ローン等は、返済の遅延や貸倒れ等の信用リスクを内包していますが、当ファンドが投資する金銭信託では、信用リスクを低減するために優先劣後構造の仕組み(下図ご参照。以下同じ。)を採用しています。この仕組みを信用補完措置といいます。
ポイント2:自動車ローン等の返済金を受け取る金銭信託Ⅱは、優先受益権と劣後受益権を設けます。ローンの信用リスクについて、劣後受益権が一定程度吸収することで、優先受益権の信用リスクは安定的なものとなります(R&Iの格付A格同等以上)。
ポイント3:金銭信託Ⅰは、信用補完措置による優先受益権を組入れ資産とし、1年満期等の信託受益権を主として設定します(R&Iのファンド信用格付Afc格同等以上) 。当ファンドは、この金銭信託Ⅰの信託受益権を主要投資対象とすることで、信用リスクの低減を図っています。
※ 優先受益権とは、金銭信託Ⅱで受取った自動車ローン等の返済金(元金・利息)について、優先的に元本の返済、収益の分配がなされる部分をいい、逆に元本の返済、収益の分配が劣後する部分を劣後受益権といいます。
※ 合同運用指定金銭信託とは、信託銀行が設定する金銭信託(金銭を信託財産として預け、信託期間が終わった時点で元本と収益を受け取る商品)の一種類で、多数の委託者(預ける人)が運用の方法を指定して金銭を預け、合同で運用される方式のものをいいます。
●流動性管理について
・当ファンドは信託受益権(取得時のR&Iのファンド信用格付Afc格同等以上)を原則高位(90%以上)に組入れますが、原則として、毎計算期末までに満期を迎える1年満期等の信託受益権等へ主として投資することで、流動性リスクの低減を図った運営・管理を行います。
・また換金申込受付期間以外において、受益者から特別な事由がある場合の中途換金(特別解約)の請求が発生した場合等に備え、支払準備資金として一定の割合を有価証券および金融商品等(取得時において格付機関による格付けが長期A格、短期a-2格同等以上、かつ満期まで3ヵ月以内のもの)で運用することにより、ファンドの安定性を高めています。
・ただし、資金動向および市場動向の急激な変化、当ファンドの設定、解約、償還、投資環境の変動、信託財産の規模等によっては、当ファンドの投資制限の範囲内で弾力的に変更する場合があります。
●その他運用の仕組みの特徴
・実質的な投資対象とする指名金銭債権(ローン等)の貸付金利は、一般に同様の条件の公社債等の利回りと比較して相対的に高い水準にあり、投資対象としては魅力的であることが特徴です。ところが実際にローン等の貸付を行った場合、返済の遅延や貸倒れ等の信用リスクを伴います。この信用リスクを伴うローン等の中で、自動車ローン等のように種類によっては、多数のローン債権を束ねて信用リスクを分散させ、さらに信用補完措置(優先劣後構造等)を講じることにより、信用リスクの低減を図った優先受益権とすることができます。当ファンドは、上記のような信用リスクの低減を図った優先受益権へ投資する金銭信託の信託受益権を主要投資対象とします。
・具体的に想定される運用の仕組みとして下図に示す「自動車ローン等」の場合の金銭信託Ⅱ(合同運用指定金銭信託Ⅱ)は、信託方式による信用補完措置(優先劣後構造)を利用してローンの利用者へ実質的に直接貸付ける方法(提携ローン方式)を採用しているため、流動化商品において問題となる債権移転にかかる対抗要件具備(対抗要件の具備は、債務者に対する通知、債権者の承諾、「債権譲渡特例法」に基づく登記、「特定債権法」に基づく公告等の方法で行います。)の問題は発生せず、提携信販会社等の信用リスクから隔離が図られていることも特徴といえます。
・金銭信託Ⅰは、主として自動車ローン等の優先受益権である金銭信託Ⅱ(合同運用指定金銭信託Ⅱ)へ投資する他、信用リスクが分散されて一定の格付け基準(同等のものを含む)を満たすショッピングクレジット債権、住宅リフォームローン債権等を裏付け資産とする信託受益権及び資産担保証券等ならびに債務担保証券等へ投資する場合があります。また、当ファンドが上記債権および信託受益権等へ直接投資する場合があります。
・金銭信託Ⅰと金銭信託Ⅱでは投資期間、金利が異なるため、金銭信託Ⅰは金利変動リスクを内包しています。金銭信託Ⅰでは、これを軽減するため金利スワップ契約取引を行います。
≪参考:具体的に想定される運用の仕組み(自動車ローン等の場合)≫
●ファンドの運用成果の目標
当ファンドでは参考情報として、当ファンドの取得および換金申込受付期間中に「参考目標分配率」を提示し、毎計算期初に、改めて「目標分配率」を提示します。
参考目標分配率 0.24%(税引前)
・上記「参考目標分配率」は、今回の取得および換金申込受付期間である平成26年2月21日から平成26年3月20日までに、当ファンドのご購入を検討される際の参考情報として、平成26年2月4日時点で算出した値です。「目標分配率」を当ファンドの計算期初に改めて算出します。
・分配率とは、毎計算期末において収益分配金として計上される金額を、当該計算期初の元本の金額で除して得られる値を年率換算表示(税引前)したものです。
・「参考目標分配率」は、当ファンドの取得および換金申込受付期間において、翌計算期間にかかる参考情報として提示するものであり、「目標分配率」は、毎計算期間内における参考情報として毎計算期初に改めて提示するものです。
・「参考目標分配率」および「目標分配率」は、提示時点における信託受益権の配当動向および投資環境等を勘案した運用成果の目安(目標)であり、将来の運用成果等を約束または保証するものではありません。また、投資環境の急激な変化、当ファンドの資金動向や信託財産の規模等によっては、実際の運用成果において目安となる各分配率を下回る結果となる場合があります。
・「参考目標分配率」と「目標分配率」は、投資環境の変動等により異なる値となる場合があります。また、「目標分配率」は、あくまで参考情報として提示するものであり、将来の投資環境の変動等により、予告なしに変更または提示を中止する場合がありますのでご留意ください。
・当ファンドをご購入の後に、保有の継続または換金等を検討される際の参考情報として、毎年の換金申込受付期間内に翌計算期間にかかる「参考目標分配率」を新たに提示しますので、ご購入の販売会社でご確認ください。また、委託会社の下記照会先でもご確認できます。
※ 電話によるお問い合わせは、営業日の午前9時~午後5時までとさせていただきます。(以下同じ。)
●ファンドの信用格付
当ファンドは、組入れ信託受益権等の信用リスク管理および流動性管理を徹底することにより、格付機関の「株式会社格付投資情報センター(以下「R&I」という場合があります。)よりファンド信用格付"Afc(シングルエーエフシー)"を取得しております。(平成26年2月4日現在)
なお、取得したファンド信用格付は、将来の投資環境の変動等により、予告なしに変更となる場合、また取得を中止する場合がありますのでご留意ください。
ファンド信用格付は、将来の運用成果等を約束または保証するものではありません。
≪ファンド信用格付とは≫
R&Iのファンド信用格付は、ファンドの管理・運用体制の評価結果により格付付与が可と判断された場合の、ファンドの運用資産の平均的な信用力に対する意見の表明であり、そのファンド信用格付の主な評価対象は、ファンドの運用資産である債券ポートフォリオです。
◎評価は「AAAfc」から「Cfc」の9段階ですが、「AAfc」から「CCCfc」までの格付には、同一格付符号内での上下を区別するため、プラス・マイナスが付される場合があります。
◎当ファンドのファンド信用格付は、9段階の最上位から3番目となります。
ファンド信用格付の定義
ファンド信用格付"Afc(シングルエーエフシー)"は、「ファンドの運用資産の平均的な信用力が"A(シングルエー)"の債券と同程度である。」を意味します。債券格付"A"の定義は、「信用力は高く、部分的に優れた要素がある。」というものです。
※ファンド信用格付の定義は、予告なしに変更となる場合があります。
※ファンド信用格付の評価対象は、R&Iの付与する他の信用格付(発行体格付、長期個別債務格付、短期格付、保険金支払能力)が評価対象とする発行体や債券等とは異なります。また、その評価は他の信用格付が示す債務履行の確実性(信用力)と異なります。なお、ファンドの管理・運用体制の評価は、主として信用評価以外の事項を勘案しているため、信用格付業以外の関連業務として行っています。ファンドの管理・運用体制の評価結果は格付付与の可否判断のみに用いられ、ファンドの信用格付の符号の水準に影響しません。
R&Iはファンド信用格付によって、ファンドの運用資産の平均的な信用リスク以外のリスク(収益率変動リスク、流動性リスク、市場価値リスク、価格変動リスク等)について、何ら意見を表明するものではありません。ファンド信用格付は、投資者の当初投資元本が毀損する可能性や配当の予定金額が明示されている場合にその予定配当金額が支払われる可能性を評価したものではありません。また、ファンドの中途換金により、投資者の当初投資元本が毀損する可能性や元本支払いの一時停止が発生する可能性について評価したものではありません。
※R&Iが信用格付業者として当ファンドの信用格付を提供し、または閲覧に供する場合には、信用格付等の事項がR&Iのホームページの「格付関連データ(ストラクチャードファイナンス)」のサイト(アドレス:http://www.r-i.co.jp/jpn/sf/data/)の「月次版格付一覧(ストラクチャードファイナンス)」の「ファンド信用格付」をクリックすると得られる「ファンド信用格付 一覧」および「「ファンド信用格付 一覧」の当ファンド名をクリックすると得られる書面」において公表されます。(システム障害や上記サイトのアドレス変更があった場合等には、情報が入手できない場合があります。)
≪参考:債券の信用格付の定義≫
※債券の信用格付の定義は、予告なしに変更となる場合があります。
≪株式会社格付投資情報センター(R&I)とは≫
わが国最大の格付機関であり、社債やコマーシャルペーパー(CP)、資産担保証券(ABS)、金銭信託、投資信託等について、格付対象企業や金融機関から独立した中立、公正な立場から格付を行っています。その格付は投資家から高い信頼を得ており、社債ではわが国で発行されたもののほとんどを網羅しています。
③ ファンドの投資プロセス
当ファンドの具体的な投資プロセスは以下の通りです。なお、これら投資プロセス全体の執行にあたっては、幅広い情報の収集・活用に努めます。
※ 会議の名称等については、将来変更される場合があります。
① 基本方針
この投資信託は、安定した収益の確保を目指して安定運用を行います。
② 運用方法
1 主要投資対象
金銭信託の受益権を主要投資対象とします。なお、このほか有価証券および金融商品等へ投資する場合があります。
≪参考:投資対象として想定される金銭信託の内容≫
| 商品分類 | 信託銀行が設定する金銭信託 |
| 投資対象 | 円建ての信託受益権、資産担保証券、公社債及びコマーシャル・ペーパーその他有価証券等、取得時点において格付機関※より長期A格または短期a-2格以上(a-2格のものは期間3ヵ月以内)の格付けを取得しているものが主たる運用対象。 また、金利スワップ等のデリバティブ取引及び有価証券の貸付等を行うこともある。 |
| 運用の特色 | 信販会社との提携により、主として個人の自動車ローン債権、ショッピングクレジット債権や住宅リフォームローン債権等を裏付け資産とする合同運用指定金銭信託の信託受益権(優先劣後構造による優先受益権)を主要投資対象とし、元本の安全性に配慮しつつ、着実な予定分配の実現を目指す。 また、金利変動に伴うリスクをできる限り回避するため、運用財産のキャッシュフローや信託金の元本の状況を踏まえた金利スワップ契約の締結を行う。 |
※ 格付投資情報センター(R&I)、日本格付研究所(JCR)、ムーディーズ・インベスターズ・サービス(Moody's)、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P) 等
2 投資態度
ⅰ 金銭信託の受益権を主要投資対象とし、安定した収益の確保を目指して安定運用を行います。
・信託受益権は、実質的に指名金銭債権へ主として投資するものとします。
・信託受益権は、取得時において、R&Iのファンド信用格付Afc(シングルエーエフシー)格同等以上が付与されているものとします。
・また有価証券および金融商品等は、取得時において、格付機関(R&I等)による格付けが長期A格/短期a-2格同等以上が付与されているものとします。
ⅱ 原則として、信託受益権を高位(信託財産の純資産総額の90%以上)に組入れることを基本とします。
ⅲ なお資金動向および市場動向の急激な変化、この投資信託の設定、解約、償還、投資環境の変動、信託財産の規模等によっては、投資制限の範囲内で、弾力的に変更する場合があります。
[用語解説]
| ※金銭信託 | : | 金銭を信託財産として信託銀行に預け、信託期間が終わった時点で元本と収益を受け取る商品をいいます。また商品性として、必ずしも元本が保証されているわけではありません。 |
| ※信託受益権 | : | 信託財産の元本および収益を受け取ることができる権利をいいます。 |
| ※指名金銭債権 | : | 指名債権であって金銭の支払いを目的とするものをいいます。また、指名債権とは、債権者が特定した普通の債権のことをいいます。具体的には、自動車ローン債権、ショッピングクレジット債権、住宅リフォームローン債権等があげられます。 |
[運用の仕組み]
投資資金の流れ
・当ファンドは受益者の皆様のお申込金について、金銭信託の信託受益権への投資を通じて、実質的には指名金銭債権(以下、具体例として「自動車ローン等」といいます。)へ投資します。
→投資資金の流れでは、当ファンドはお申込金を主として金銭信託Ⅰ(下図ご参照。以下同じ。)の信託受益権へ投資し、また金銭信託Ⅰは金銭信託Ⅱの優先受益権へ投資し、金銭信託Ⅱは自動車ローン等へ投資を行います。(1~4)
→また当ファンドは、自動車ローン等の返済金について、金銭信託Ⅱの優先受益権および金銭信託Ⅰの信託受益権を通じて、元本と収益(配当)を受取り、これを主たる原資として当ファンドの受益者の皆様へ分配金・償還金等の支払いを行います。(5~8)
→なお、自動車ローン等の場合、ローン実行および回収等は事務委託先の提携信販会社を通じて行います。
※ 金銭信託Ⅰ・Ⅱは仕組みを説明するために付した名称です。
※ 数字は投資資金の流れの順番を表します。
●運用の仕組みのポイント-信用補完措置(優先劣後構造)
ポイント1:自動車ローン等は、返済の遅延や貸倒れ等の信用リスクを内包していますが、当ファンドが投資する金銭信託では、信用リスクを低減するために優先劣後構造の仕組み(下図ご参照。以下同じ。)を採用しています。この仕組みを信用補完措置といいます。
ポイント2:自動車ローン等の返済金を受け取る金銭信託Ⅱは、優先受益権と劣後受益権を設けます。ローンの信用リスクについて、劣後受益権が一定程度吸収することで、優先受益権の信用リスクは安定的なものとなります(R&Iの格付A格同等以上)。
ポイント3:金銭信託Ⅰは、信用補完措置による優先受益権を組入れ資産とし、1年満期等の信託受益権を主として設定します(R&Iのファンド信用格付Afc格同等以上) 。当ファンドは、この金銭信託Ⅰの信託受益権を主要投資対象とすることで、信用リスクの低減を図っています。
※ 優先受益権とは、金銭信託Ⅱで受取った自動車ローン等の返済金(元金・利息)について、優先的に元本の返済、収益の分配がなされる部分をいい、逆に元本の返済、収益の分配が劣後する部分を劣後受益権といいます。
※ 合同運用指定金銭信託とは、信託銀行が設定する金銭信託(金銭を信託財産として預け、信託期間が終わった時点で元本と収益を受け取る商品)の一種類で、多数の委託者(預ける人)が運用の方法を指定して金銭を預け、合同で運用される方式のものをいいます。
●流動性管理について
・当ファンドは信託受益権(取得時のR&Iのファンド信用格付Afc格同等以上)を原則高位(90%以上)に組入れますが、原則として、毎計算期末までに満期を迎える1年満期等の信託受益権等へ主として投資することで、流動性リスクの低減を図った運営・管理を行います。
・また換金申込受付期間以外において、受益者から特別な事由がある場合の中途換金(特別解約)の請求が発生した場合等に備え、支払準備資金として一定の割合を有価証券および金融商品等(取得時において格付機関による格付けが長期A格、短期a-2格同等以上、かつ満期まで3ヵ月以内のもの)で運用することにより、ファンドの安定性を高めています。
・ただし、資金動向および市場動向の急激な変化、当ファンドの設定、解約、償還、投資環境の変動、信託財産の規模等によっては、当ファンドの投資制限の範囲内で弾力的に変更する場合があります。
●その他運用の仕組みの特徴
・実質的な投資対象とする指名金銭債権(ローン等)の貸付金利は、一般に同様の条件の公社債等の利回りと比較して相対的に高い水準にあり、投資対象としては魅力的であることが特徴です。ところが実際にローン等の貸付を行った場合、返済の遅延や貸倒れ等の信用リスクを伴います。この信用リスクを伴うローン等の中で、自動車ローン等のように種類によっては、多数のローン債権を束ねて信用リスクを分散させ、さらに信用補完措置(優先劣後構造等)を講じることにより、信用リスクの低減を図った優先受益権とすることができます。当ファンドは、上記のような信用リスクの低減を図った優先受益権へ投資する金銭信託の信託受益権を主要投資対象とします。
・具体的に想定される運用の仕組みとして下図に示す「自動車ローン等」の場合の金銭信託Ⅱ(合同運用指定金銭信託Ⅱ)は、信託方式による信用補完措置(優先劣後構造)を利用してローンの利用者へ実質的に直接貸付ける方法(提携ローン方式)を採用しているため、流動化商品において問題となる債権移転にかかる対抗要件具備(対抗要件の具備は、債務者に対する通知、債権者の承諾、「債権譲渡特例法」に基づく登記、「特定債権法」に基づく公告等の方法で行います。)の問題は発生せず、提携信販会社等の信用リスクから隔離が図られていることも特徴といえます。
・金銭信託Ⅰは、主として自動車ローン等の優先受益権である金銭信託Ⅱ(合同運用指定金銭信託Ⅱ)へ投資する他、信用リスクが分散されて一定の格付け基準(同等のものを含む)を満たすショッピングクレジット債権、住宅リフォームローン債権等を裏付け資産とする信託受益権及び資産担保証券等ならびに債務担保証券等へ投資する場合があります。また、当ファンドが上記債権および信託受益権等へ直接投資する場合があります。
・金銭信託Ⅰと金銭信託Ⅱでは投資期間、金利が異なるため、金銭信託Ⅰは金利変動リスクを内包しています。金銭信託Ⅰでは、これを軽減するため金利スワップ契約取引を行います。
≪参考:具体的に想定される運用の仕組み(自動車ローン等の場合)≫
●ファンドの運用成果の目標
当ファンドでは参考情報として、当ファンドの取得および換金申込受付期間中に「参考目標分配率」を提示し、毎計算期初に、改めて「目標分配率」を提示します。
参考目標分配率 0.24%(税引前)
・上記「参考目標分配率」は、今回の取得および換金申込受付期間である平成26年2月21日から平成26年3月20日までに、当ファンドのご購入を検討される際の参考情報として、平成26年2月4日時点で算出した値です。「目標分配率」を当ファンドの計算期初に改めて算出します。
・分配率とは、毎計算期末において収益分配金として計上される金額を、当該計算期初の元本の金額で除して得られる値を年率換算表示(税引前)したものです。
・「参考目標分配率」は、当ファンドの取得および換金申込受付期間において、翌計算期間にかかる参考情報として提示するものであり、「目標分配率」は、毎計算期間内における参考情報として毎計算期初に改めて提示するものです。
・「参考目標分配率」および「目標分配率」は、提示時点における信託受益権の配当動向および投資環境等を勘案した運用成果の目安(目標)であり、将来の運用成果等を約束または保証するものではありません。また、投資環境の急激な変化、当ファンドの資金動向や信託財産の規模等によっては、実際の運用成果において目安となる各分配率を下回る結果となる場合があります。
・「参考目標分配率」と「目標分配率」は、投資環境の変動等により異なる値となる場合があります。また、「目標分配率」は、あくまで参考情報として提示するものであり、将来の投資環境の変動等により、予告なしに変更または提示を中止する場合がありますのでご留意ください。
・当ファンドをご購入の後に、保有の継続または換金等を検討される際の参考情報として、毎年の換金申込受付期間内に翌計算期間にかかる「参考目標分配率」を新たに提示しますので、ご購入の販売会社でご確認ください。また、委託会社の下記照会先でもご確認できます。
| 照会先の名称 | ホームページアドレス | 電話番号※ |
| みずほ投信投資顧問株式会社 | http://www.mizuho-am.co.jp/ | 0120-324-431 |
※ 電話によるお問い合わせは、営業日の午前9時~午後5時までとさせていただきます。(以下同じ。)
●ファンドの信用格付
当ファンドは、組入れ信託受益権等の信用リスク管理および流動性管理を徹底することにより、格付機関の「株式会社格付投資情報センター(以下「R&I」という場合があります。)よりファンド信用格付"Afc(シングルエーエフシー)"を取得しております。(平成26年2月4日現在)
なお、取得したファンド信用格付は、将来の投資環境の変動等により、予告なしに変更となる場合、また取得を中止する場合がありますのでご留意ください。
ファンド信用格付は、将来の運用成果等を約束または保証するものではありません。
≪ファンド信用格付とは≫
R&Iのファンド信用格付は、ファンドの管理・運用体制の評価結果により格付付与が可と判断された場合の、ファンドの運用資産の平均的な信用力に対する意見の表明であり、そのファンド信用格付の主な評価対象は、ファンドの運用資産である債券ポートフォリオです。
◎評価は「AAAfc」から「Cfc」の9段階ですが、「AAfc」から「CCCfc」までの格付には、同一格付符号内での上下を区別するため、プラス・マイナスが付される場合があります。
◎当ファンドのファンド信用格付は、9段階の最上位から3番目となります。
ファンド信用格付の定義
| 符 号 | 定 義 |
| AAAfc | ファンドの運用資産の平均的な信用力が、AAAの債券と同程度である。 |
| AAfc | ファンドの運用資産の平均的な信用力が、AAの債券と同程度である。 |
| Afc | ファンドの運用資産の平均的な信用力が、Aの債券と同程度である。 |
| BBBfc | ファンドの運用資産の平均的な信用力が、BBBの債券と同程度である。 |
| BBfc | ファンドの運用資産の平均的な信用力が、BBの債券と同程度である。 |
| Bfc | ファンドの運用資産の平均的な信用力が、Bの債券と同程度である。 |
| CCCfc | ファンドの運用資産の平均的な信用力が、CCCの債券と同程度である。 |
| CCfc | ファンドの運用資産の平均的な信用力が、CCの債券と同程度である。 |
| Cfc | ファンドの運用資産の平均的な信用力が、Cの債券と同程度である。 |
ファンド信用格付"Afc(シングルエーエフシー)"は、「ファンドの運用資産の平均的な信用力が"A(シングルエー)"の債券と同程度である。」を意味します。債券格付"A"の定義は、「信用力は高く、部分的に優れた要素がある。」というものです。
※ファンド信用格付の定義は、予告なしに変更となる場合があります。
※ファンド信用格付の評価対象は、R&Iの付与する他の信用格付(発行体格付、長期個別債務格付、短期格付、保険金支払能力)が評価対象とする発行体や債券等とは異なります。また、その評価は他の信用格付が示す債務履行の確実性(信用力)と異なります。なお、ファンドの管理・運用体制の評価は、主として信用評価以外の事項を勘案しているため、信用格付業以外の関連業務として行っています。ファンドの管理・運用体制の評価結果は格付付与の可否判断のみに用いられ、ファンドの信用格付の符号の水準に影響しません。
R&Iはファンド信用格付によって、ファンドの運用資産の平均的な信用リスク以外のリスク(収益率変動リスク、流動性リスク、市場価値リスク、価格変動リスク等)について、何ら意見を表明するものではありません。ファンド信用格付は、投資者の当初投資元本が毀損する可能性や配当の予定金額が明示されている場合にその予定配当金額が支払われる可能性を評価したものではありません。また、ファンドの中途換金により、投資者の当初投資元本が毀損する可能性や元本支払いの一時停止が発生する可能性について評価したものではありません。
※R&Iが信用格付業者として当ファンドの信用格付を提供し、または閲覧に供する場合には、信用格付等の事項がR&Iのホームページの「格付関連データ(ストラクチャードファイナンス)」のサイト(アドレス:http://www.r-i.co.jp/jpn/sf/data/)の「月次版格付一覧(ストラクチャードファイナンス)」の「ファンド信用格付」をクリックすると得られる「ファンド信用格付 一覧」および「「ファンド信用格付 一覧」の当ファンド名をクリックすると得られる書面」において公表されます。(システム障害や上記サイトのアドレス変更があった場合等には、情報が入手できない場合があります。)
≪参考:債券の信用格付の定義≫
| 符 号 | 定 義 |
| AAA | 信用力は最も高く、多くの優れた要素がある。 |
| AA | 信用力は極めて高く、優れた要素がある。 |
| A | 信用力は高く、部分的に優れた要素がある。 |
| BBB | 信用力は十分であるが、将来環境が大きく変化する場合、注意すべき要素がある。 |
| BB | 信用力は当面問題ないが、将来環境が変化する場合、十分注意すべき要素がある。 |
| B | 信用力に問題があり、絶えず注意すべき要素がある。 |
| CCC | 債務不履行に陥っているか、またはその懸念が強い。債務不履行に陥った債権は回収が十分には見込めない可能性がある。 |
| CC | 債務不履行に陥っているか、またはその懸念が極めて強い。債務不履行に陥った債権は回収がある程度しか見込めない。 |
| C | 債務不履行に陥っており、債権の回収もほとんど見込めない。 |
※債券の信用格付の定義は、予告なしに変更となる場合があります。
≪株式会社格付投資情報センター(R&I)とは≫
わが国最大の格付機関であり、社債やコマーシャルペーパー(CP)、資産担保証券(ABS)、金銭信託、投資信託等について、格付対象企業や金融機関から独立した中立、公正な立場から格付を行っています。その格付は投資家から高い信頼を得ており、社債ではわが国で発行されたもののほとんどを網羅しています。
③ ファンドの投資プロセス
当ファンドの具体的な投資プロセスは以下の通りです。なお、これら投資プロセス全体の執行にあたっては、幅広い情報の収集・活用に努めます。
※ 会議の名称等については、将来変更される場合があります。