有価証券報告書(内国投資信託受益証券)-第12期(平成27年3月12日-平成27年9月11日)

【提出】
2015/12/10 9:06
【資料】
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【項目】
46項目
(1)【ファンドの目的及び基本的性格】
(イ)ファンドの目的
当ファンドは、以下の2つのマザーファンド*1の受益証券を通じて、現地通貨建て新興国*2ソブリン債券*3等に80%、BRICS5*4の株式等に20%投資することを基本組入比率とし、市場見通しに応じて基本組入比率から概ね±10%の範囲で随時調整することにより、安定的かつ高水準の配当等収益*5を確保し、信託財産の中長期的な成長を目指すことを目的として運用を行います。
① GIM新興国現地通貨ソブリン・マザーファンド(適格機関投資家専用)
(以下「新興国債券マザーファンド」という場合があります。)
② GIM・BRICS5・マザーファンド(適格機関投資家専用)
(以下「BRICS5株式マザーファンド」という場合があります。)
(後記「2 投資方針(1)投資方針」をご参照ください。)
*1 「マザーファンド」とは、受益者から投資された資金をまとめた「ベビーファンド」の投資先となる「親投資信託」で、ベビーファンドはマザーファンドを通じてその実質的な運用が行われる仕組みとなります。マザーファンド全てを総称して、または各々を「マザーファンド」という場合があります。
*2 「新興国」とは、国内経済が成長過程にあると判断される国をいいます。例えば、ポーランド、南アフリカ、ブラジル、メキシコ、インドネシア等です。
新興国債券マザーファンドでは、運用委託先(後記(ニ)ファンドの特色⑥をご参照ください。以下同じ。)が、国内経済が成長過程にあると判断する国をいいます。
*3 「現地通貨建て新興国ソブリン債券」とは、政府機関により発行され、新興国の政府または政府機関が、その国の通貨建てで発行する債券です。「政府機関が発行する債券」とは、元本および利息の支払いについて政府保証の付いた債券をいいます。
*4 「BRICS5(ブリックス・ファイブ)」とは、BRICS5株式マザーファンドの投資対象国(Brazil、Russia、India、ChinaおよびSouth Africa)の頭文字を組み合わせたもので、ブラジル、ロシア、インド、中国に南アフリカを加えた中長期的に高い経済成長が期待される新興5カ国を指します。本書では「BRICS5」を当該マザーファンドの投資対象国を表す言葉として用いる場合があります。
*5 「配当等収益」とは、配当金、利金、貸付有価証券にかかる品貸料およびこれらに類する収益から支払利息を控除した額をいい、各マザーファンドの信託財産に属する配当等収益のうち、当ファンドの信託財産に帰属するとみなされる額(各マザーファンドの信託財産にかかる配当等収益の額に、マザーファンドごとにその信託財産の純資産総額に対する当ファンドの信託財産に属するマザーファンドの受益証券の時価総額の割合を乗じて得た額。)を含みます。
<2つのマザーファンドにおける投資対象国(平成27年9月末現在)>出所:J.P.モルガン・アセット・マネジメント
前図は、当ファンドが2つのマザーファンドを通じて投資している国を記載しています。
マザーファンドの投資対象国は将来変更されることがあります。
(ロ)信託金の限度額
委託会社は、受託会社と合意のうえ、金5,000億円を限度として信託金を追加することができます。
(ハ)基本的性格
一般社団法人投資信託協会の商品分類に関する指針に基づく、当ファンドの商品分類および属性区分は以下のとおりです。
商品分類*1-追加型投信/海外/資産複合
属性区分*2-投資対象資産:その他資産(投資信託証券(資産複合(資産配分変更型(債券、株式))))*3
*3 各マザーファンドへの投資を通じて、債券および株式に実質的に投資し、その組入比率は一定の比率に固定されていないため、投資対象資産は、その他資産(投資信託証券(資産複合(資産配分変更型(債券、株式))))と記載しています。当ファンドの投資対象資産の詳細については、後記「2投資方針(1)投資方針(ロ)当ファンドの投資態度」、また各マザーファンドについては、後記「(ニ)ファンドの特色③各マザーファンドの特徴」をご参照ください。
決算頻度:年12回(毎月)
投資対象地域:エマージング
投資形態:ファミリーファンド
為替ヘッジ*4:なし
*4 属性区分に記載している「為替ヘッジ」は、対円での為替リスクに対するヘッジの有無を記載しています。
*1 商品分類の定義(一般社団法人投資信託協会-商品分類に関する指針)
追加型投信一度設定されたファンドであってもその後追加設定が行われ従来の信託財産とともに運用されるファンド。
海外目論見書または信託約款において、組入資産による主たる投資収益が実質的に海外の資産を源泉とする旨の記載があるもの。
資産複合目論見書または信託約款において、債券、株式などの複数の資産による投資収益を実質的に源泉とする旨の記載があるもの。

*2 属性区分の定義(一般社団法人投資信託協会-商品分類に関する指針)
投資対象資産その他資産(投資信託証券(資産複合(資産配分変更型(債券、株式)))):
目論見書または信託約款において、親投資信託への投資を通じて、複数資産を投資対象とし、組入比率については固定的とする旨の記載がないもの。なお、投資対象としている資産は債券および株式です。
決算頻度年12回(毎月):
目論見書または信託約款において、年12回(毎月)決算する旨の記載があるもの。
投資対象地域エマージング:
目論見書または信託約款において、組入資産による投資収益がエマージング地域(新興成長国(地域))の資産を源泉とする旨の記載があるもの。
投資形態ファミリーファンド:
目論見書または信託約款において、親投資信託(ファンド・オブ・ファンズにのみ投資されるものを除く。)を投資対象として投資するもの。
為替ヘッジなし:
目論見書または信託約款において、為替のヘッジを行わない旨の記載があるものまたは為替のヘッジを行う旨の記載がないもの。

(注)前記の属性区分の定義については、一般社団法人投資信託協会の「商品分類に関する指針」を参考に委託会社が作成したものが含まれます。
(参考)一般社団法人投資信託協会が規定する商品分類および属性区分の一覧
商品分類表
単位型・追加型投資対象地域投資対象資産
(収益の源泉)
株 式
国 内
単位型債 券
海 外不動産投信
追加型その他資産
内 外( )
資産複合

(注)当ファンドが該当する商品分類を網掛け表示しています。
属性区分表
投資対象資産決算頻度投資対象地域投資形態為替ヘッジ
株式年1回グローバル
一般(日本を含む)
大型株年2回
中小型株日本
年4回
債券北米ファミリーファンドあり
一般年6回( )
公債(隔月)欧州
社債
その他債券年12回アジア
クレジット属性(毎月)
( )オセアニア
日々
不動産投信中南米なし
その他ファンド・オブ・ファンズ
その他資産( )アフリカ
(投資信託証券
(資産複合中近東
(資産配分変更型(債(中東)
券、株式))))
エマージング
資産複合
( )
資産配分固定型
資産配分変更型

(注)当ファンドが該当する属性区分を網掛け表示しています。
当ファンドを含むすべての商品分類、属性区分の定義については、
一般社団法人投資信託協会のホームページをご覧ください。
HPアドレス:http://www.toushin.or.jp/

(ニ)ファンドの特色
① 現地通貨建て新興国ソブリン債券等を投資対象とする新興国債券マザーファンドおよびBRICS5の株式等を投資対象とするBRICS5株式マザーファンドを投資対象とし、安定的かつ高水準の配当等収益を確保しつつ、信託財産の中長期的な成長を目指して運用を行います。
② 新興国債券マザーファンドを80%、BRICS5株式マザーファンドを20%組み入れることを基本組入比率とします。
各マザーファンドの投資対象市場に対する見通しに応じて、基本組入比率から概ね±10%の範囲で随時調整します。

当ファンドの運用はファミリーファンド方式*により、マザーファンドを通じて行います。
* 「ファミリーファンド方式」とは、ベビーファンドの資金をマザーファンドに投資して、マザーファンドが実際に有価証券に投資することにより、その実質的な運用を行う仕組みをいいます。
③ 各マザーファンドの特徴
■GIM新興国現地通貨ソブリン・マザーファンド(適格機関投資家専用)
(a)安定的かつ高水準の配当等収益を確保し、かつ信託財産の長期的な成長を図ることを目的として運用を行います。
(b)主要投資対象は、新興国のソブリン債券です。
(c)新興国のソブリン債券のほか、当マザーファンドの純資産総額の20%を上限に、ソブリン債券以外の新興国に所在する発行体の債券を投資対象とします。
(d)前記(b)・(c)の債券のほか、一つまたは複数の発行体の信用リスクまたは債券指数の収益率を主として反映する仕組債に投資する場合があります。当該債券は、反映する信用リスクまたは債券指数の収益率を増大させる仕組みを持たないものに限ります。またその場合、当該債券の発行体の格付*は、信用リスクを反映しようとする発行体の格付(格付機関*が公表するもの)または収益率を反映しようとする債券指数の格付(当該指数の作成者が公表するもの)以上とします。なお、当該債券への投資は、当マザーファンドの純資産総額の50%未満とします。
* 「格付」とは、債券の元本・利息の支払いの確実性の度合いを一定の指標で表したものをいいます。「格付機関」とは、債券の発行体の財政状況等を総合的に分析判断し格付を付与する企業をいいます。スタンダード&プアーズ・レーティングズ・サービシズ(以下「S&P社」といいます。)、ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(以下「ムーディーズ社」といいます。)等の格付機関は、債券について、その元本・利息の支払いの確実性の度合いを一定の指標で表した、格付を付与します。
(e)投資対象とする債券は、主に当該債券発行国(なお、前記(d)の仕組債に関しては、反映対象の信用リスクまたは収益率にかかる発行体の所在国とします。)の現地通貨に基づく運用成果が得られるものとし、当マザーファンドの純資産総額の75%以上をそのような債券に投資します。
(f)投資する債券の平均格付は、BB-格(S&P社*)またはBa3格(ムーディーズ社*)相当以上に維持します。
平均格付の算出にあたり、個々の債券の銘柄が前記の各格付機関から異なる格付を得ている場合は、最も高い格付により判断し平均を算出します。
前記のいずれの格付機関からも格付を得ていない債券にも投資する場合がありますが、当該債券に投資した場合の平均格付は、当マザーファンドの運用委託先の判断により当該債券をS&P社またはムーディーズ社の格付にあてはめたうえで算出します。
* 当該格付機関のグループ会社を含みます。
(g)円貨に対する為替ヘッジは行いません。
当マザーファンドは外貨建ての債券等に投資するため、当該通貨と円との為替変動による影響を受けます。
為替変動は、外国通貨が円に対して上昇する(円安となる)場合に投資成果にプラスとなり、一方で外国通貨が円に対して下落する(円高となる)場合に投資成果にマイナスとなります。
なお、保有する債券について、円以外の通貨に対する為替ヘッジも原則として行いませんが、市況に応じて当マザーファンドの運用委託先が必要と判断した場合は、外貨建資産について、その建値以外の通貨(円以外)に基づく為替リスクをヘッジするために、機動的に為替先物予約取引(直物為替先渡(NDF)取引*を含みます。)を行うことがあります。
* 「直物為替先渡(NDF)取引」とは、新興国等の取引規制が多く流動性が低い通貨の受渡しを行わず、取引レートと決済レートとの差額を米ドル等の主要通貨によって決済する為替取引のことをいいます。
■GIM・BRICS5・マザーファンド(適格機関投資家専用)
(a)信託財産の成長を図ることを目的として運用を行います。
(b)BRICS5カ国のいずれかで上場または取引されている株式に主として投資します。なお、当該株式にはその預託証券*を含みます。
* 「預託証券」とは、ある国の企業の株式を国外でも流通させるために、その株式を先進国の銀行等に預託し、預託を受けた銀行等が株式の代替として発行する証券のことをいいます。預託証券は、主に先進国の有価証券が取引される市場で取引されます。
(c)前記(b)の株式等の他BRICS5カ国から売上または利益の大半を得ていると当マザーファンドの運用委託先*が判断する企業の株式にも投資します。なお、当該株式にはその預託証券を含みます。
* 当マザーファンドの運用委託先は、後記⑥をご参照ください。
(d)前記(b)・(c)の株式に連動する投資成果を得ることを目的とするカバード・ワラントおよび株価連動社債*に、一定の範囲内において投資する場合があります。
* 「カバード・ワラント」とは、オプション(ある原資産について、あらかじめ決められた将来の一定の日または期間において、一定のレートまたは価格で取引する権利)を証券化したものをいい、「株価連動社債」とは、ある株式(複数の銘柄の場合を含みます。)の価格に連動する投資成果を得ることを目的として組成される社債をいいます。
(e)BRICS5に各20%ずつ投資することを基本とします。
20%を基本に、当マザーファンドの運用委託先の判断に基づいて、±10%の範囲内で資産配分比率を調整します。
(f)株式の組入比率には制限を設けず、原則として株式の組入比率は高位に保ち*1、積極的な運用を行います。
*1 経済事情や投資環境の急変等が起きた場合は、一時的に株式へのエクスポージャー*2を引き下げることがあります。その場合、市況環境等により先物取引の売建てを使用することがあります。
*2 「エクスポージャー」とは、株価変動リスクにさらされている度合いをいいます。(株価変動リスクについては、後記「3投資リスク(1)リスク要因 GIM・BRICS5・マザーファンド(適格機関投資家専用)③」をご参照ください。)
(g)円貨に対する為替ヘッジは行いません。
当マザーファンドは外貨建ての株式等に投資しますが、為替ヘッジを行わないため、当該通貨と円との為替変動による影響を受けます。
為替変動は、外国通貨が円に対して上昇する(円安となる)場合に投資成果にプラスとなり、一方で外国通貨が円に対して下落する(円高となる)場合に投資成果にマイナスとなります。
④ 当ファンドは、毎月11日*1に決算を行い、原則として、繰越分を含めた配当等収益から分配金額を決定します。ただし、3、6、9、12月の決算時には、当該配当等収益に加えて、繰越分を含めたJPM新興国毎月決算ファンド信託約款(以下「信託約款」といいます。)第38条第1項第2号に定める売買益から分配を行う*2こともあります。また、必ず分配を行うものではありません。
*1 同日が休業日の場合は翌営業日となります。
*2 「繰越分を含めた信託約款第38条第1項第2号に定める売買益」から行う分配をボーナス分配といいます。ただし、売買益がある場合でも、ボーナス分配を行わないこともあります。
<分配金お支払いのイメージ図>(注1)前図はイメージ図であり、将来の分配金の支払いおよびその金額について示唆、保証するものではありません。
(注2)分配金額は、金利、為替等の影響を受けて変動します。分配金額は、委託会社が基準価額水準、市況動向等を勘案し決定します。
⑤ 原則として、為替ヘッジは行いません。
当ファンドは、マザーファンドを通じて外貨建て資産に投資しますが、原則として円貨に対する為替ヘッジを行わないため、当該通貨と円との為替変動による影響を受けます。
為替変動は、外国通貨が円に対して上昇する(円安となる)場合に投資成果にプラスとなり、一方で外国通貨が円に対して下落する(円高となる)場合に投資成果にマイナスとなります。
なお、経済事情や投資環境の急変等が起きた場合には、委託会社の判断により当ファンドにおいて為替ヘッジを行うことがあります。
⑥ J.P.モルガン・アセット・マネジメント*のグローバルなネットワークを活用し、運用を行います。
・ JPモルガン・アセット・マネジメント(UK)リミテッド(英国法人)に、当ファンドにおいて各マザーファンドの受益証券を組入れる比率を決定する権限を委託します。
・ 各マザーファンドにおいて、以下のとおり運用を委託します。
マザーファンド運用委託先
GIM新興国現地通貨ソブリン・マザーファンド(適格機関投資家専用)J.P.モルガン・インベストメント・マネージメント・インク*(米国法人)
(以下「JPMIM社」という場合があります。)
GIM・BRICS5・マザーファンド(適格機関投資家専用)JPモルガン・アセット・マネジメント(UK)リミテッド*(英国法人)

* J.P.モルガン・アセット・マネジメントは、JPモルガン・チェース・アンド・カンパニーおよび世界の関連会社の資産運用ビジネスのブランドです。JPMIM社、JPモルガン・アセット・マネジメント(UK)リミテッドおよび委託会社は、J.P.モルガン・アセット・マネジメントの一員です。

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