有価証券報告書(内国投資信託受益証券)-第3期(平成30年10月17日-平成31年4月16日)

【提出】
2019/07/16 9:04
【資料】
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【項目】
52項目
(1)ファンドのリスク
当ファンドは、組入れた有価証券等の値動きにより、基準価額が大きく変動することがありますが、これらの運用による損益はすべて投資者の皆様に帰属します。また、外貨建て資産に投資した場合、為替変動リスクも加わります。したがって、ファンドにおける投資者の皆様の投資元本は保証されているものではなく、基準価額の下落により損失を被り、投資元本を割込むことがあります。また、投資信託は預貯金とは異なります。
当ファンドの主なリスクおよび留意点は以下のとおりですが、当ファンドのリスクおよび留意点を完全に網羅しておりませんのでご注意ください。また、ファンドのリスクは以下に限定されるものではありません。
① ハイブリッド証券の投資リスク
当ファンドは、マザーファンドを通じて、実質的にハイブリッド証券に投資します。ハイブリッド証券は、市場金利や発行体の信用度の変動により価格が変動します。ハイブリッド証券は、普通社債と比べて一般的に低い信用格付が付与されているため、価格変動の度合いが大きくなる可能性があります。また、市場規模や取引量が小さく、流動性が低いことにより本来想定される投資価値とは乖離した価格水準で取引される場合があるため、価格の変動性が大きくなる傾向があります。なお、ハイブリッド証券固有のリスクとして、以下があげられます。また、実質的に組入れたハイブリッド証券の価格の下落は基準価額が下がる要因となり、その結果投資元本を割込むことがあります。
・劣後リスク(法的弁済順位が劣後するリスク)
ハイブリッド証券の法的弁済順位は、株式に優先し、普通社債に劣後します。したがって、発行体が倒産等となった場合、他の優先する債権が全額支払われない限りハイブリッド証券は元利金の支払いを受けることができません。
・繰上償還リスク
ハイブリッド証券には、繰上償還条項が付与されていますが、繰上償還の実施は発行体が決定することとなっているため、長期間償還されない可能性があります。また、繰上償還日に償還されることを前提に取引されている証券は、予定された期日に繰上償還が実施されない場合、あるいは実施されないと見込まれる場合には、当該証券の価格が下落することがあります。また、組入銘柄が当ファンドの償還日以前に繰上償還され再投資される場合、市況環境によっては、再投資後の利回りが低くなることがあります。
・利払繰延リスク
ハイブリッド証券には、利息、配当の支払繰延条項が付与されているものがあり、利息または配当の支払いが繰延べまたは停止される可能性があります。
・発行企業の業種に関する留意点
ファンドが投資対象とするハイブリッド証券は、特定の業種や企業によって発行される場合が多いため、当該業種固有の要因による影響を受け、幅広い業種に分散投資するファンドと比較して基準価額の変動が大きくなる可能性があります。
・制度変更等に関する留意点
税制の変更等、ハイブリッド証券市場にとって不利益な制度変更等があった場合は、市場規模が著しく縮小し、投資成果に悪影響を及ぼす可能性があります。
② 債券の価格変動リスク(金利変動リスク)
当ファンドは、マザーファンドを通じて、実質的に公社債等に投資します。公社債の価格は、一般的に金利が低下した場合は上昇し、金利が上昇した場合は下落します。また発行体が財政難や経営不安となった場合などは債券価格が大きく下落したり、倒産等に陥った場合などは無価値となる場合もあります。これらの影響を受け、当ファンドの基準価額が大きく変動することがあり、投資元本を割込むことがあります。
③ 為替変動リスク
当ファンドは、マザーファンドを通じて、実質的に外貨建て資産に投資します。投資した資産自体の価格変動のほか、当該外貨建て資産の通貨の円に対する為替レートの変動の影響を受け、基準価額が大きく変動し、投資元本を割込むことがあります。為替レートは、各国の経済・金利動向、金融・資本政策、政治情勢、為替市場の動向やその他の要因により大きく変動することがあります。なお、当ファンドは、マザーファンドにおいて、外貨売り円買いの為替ヘッジ取引を行い、為替変動リスクの低減を図りますが、為替変動リスクの全てを排除するものではなく、円と外貨建て資産の通貨による為替変動の影響を受ける場合があります。また、為替ヘッジ取引を行うにあたり、円金利が外貨建て資産の通貨の金利より低い場合には、その金利差相当分のコストがかかります。
④ カントリーリスク
当ファンドは、マザーファンドを通じて、実質的に海外の資産に投資します。このため、投資対象国・地域の政治・経済情勢、投資規制・通貨規制、税制等の変化により、資産価格や通貨価値が大きく変動する場合があります。これらの影響を受け、当ファンドの基準価額が大きく変動することがあり、投資元本を割込むことがあります。
⑤ 信用リスク
当ファンドは、マザーファンドを通じて、実質的に組入れた有価証券や金融商品および各種派生商品に債務不履行が発生、あるいは懸念される場合には、当該有価証券や金融商品および各種派生商品の価格が下がったり、投資資金を回収できなくなる可能性があります。これらはファンドの基準価額が下落する要因となり、投資元本を割り込むことがあります。有価証券等の格付けが低い場合は、格付けの高い場合に比べてこうしたリスクがより高いものになると想定されます。
⑥ その他の留意点
1)金融商品取引所等の取引停止、外国為替取引の停止その他やむを得ない事情がある場合等は受付を中止することや、あるいは既に受付けた注文を取消すことがありますのでご注意ください。
2)投資信託に関する法令、税制、会計制度などの変更によって、投資信託の受益者が不利益を被るリスクがあります。
3)当ファンドは、ファミリーファンド方式で運用を行います。当ファンドが投資するマザーファンド受益証券を他のファンドが多額に買付または一部解約した場合、マザーファンド受益証券における資産の売買等により、基準価額が大きく変動し、投資元本を割込むことがあります。
4)ファンドの純資産総額が一定の規模を下回った場合等、信託を終了させる場合があります。
5)当ファンドのお取引に関しては、金融商品取引法第37条の6の規定(いわゆるクーリング・オフ)の適用はありません。

(2)リスク管理体制
<新生インベストメント・マネジメント株式会社>・当社の運用リスク管理体制は、リスク管理委員会の下で一元的に管理する体制となっております。管理部、運用部等から報告されるモニタリング結果等がリスク管理委員会に集約され、その管理状況について確認が行われます。また、管理方法等に改善の必要が認められた場合には、リスク管理委員会は関係部に必要な措置を行うよう指示します。
・運用部は、投資環境、市況見通し、ポートフォリオの状況、ならびに運用成果等をモニタリングして運用リスクの管理を行い、原則として月次にて運用計画の見直しを行い、投資政策委員会の承認を経て、投資対象資産への投資割合および資金動向等を総合的に判断・決定し運用の指図を行い、トレーディング室がその執行を行っています。
・また、運用部は投資対象とするファンド及びその運用会社(運用権限の委託を行う場合にはその運用委託先)について、定期的にデューデリジェンスを行い、その結果を投資政策委員会に報告し、投資先ファンド及び運用会社の状況について確認を行います。
・管理部は、当社におけるリスク管理を所管し、ファンドのパフォーマンス評価、リスク分析、法令、約款、投資ガイドライン等の遵守状況のモニタリングを行い、その結果をリスク管理委員会に報告します。
・法務コンプライアンス部は、運用に関連する社内規程、関連する法令諸規則等の遵守状況についてモニタリングを行い、コンプライアンス委員会に報告します。重大な事案については、コンプライアンス委員会で審議され、必要に応じて決定した改善策について関係部に指示を行い、社内管理体制の充実・強化を図っています。

※上記体制は2019年4月末現在のものであり、今後変更となる可能性があります。


<コーヘン&スティアーズ>リスク管理には複数の部門が携わっています。ハイブリッド証券ポートフォリオ・マネージャーは、コンプライアンス部および管理部と協力してポートフォリオのリスクとガイドライン遵守状況を定期的にモニタリングしています。ポートフォリオ・マネージャーは、ポートフォリオ構築に関する最終的な意思決定を行い、投資規律を順守して保有比率が基準に従っていることを確認します。リスク管理プロセスの出発点はポートフォリオ・マネージャーであり、電子的注文入力システムと連動するコンプライアンス・エンジンがポジションを監視します。また、ポートフォリオ・マネージャーは週次で最高投資責任者に報告し、パフォーマンスとリスクの問題について話し合います。さらに、ポートフォリオ・マネージャーは年2回、投資リスク委員会に正式なプレゼンを行い、戦略の投資リスクを多面的に説明します。最高投資責任者と投資リスク委員会は、市場状況に応じてより的を絞ったリスク分析を随時要求することがあります。
定量戦略チームは、リスクレポートを定期的にポートフォリオ・マネージャーに提供するほか、ポートフォリオの定期的なレビューのため、投資リスク委員会にもリスクレポートを提供します。これらのレポートでは、ポートフォリオでどれだけのリスクを取っているかを判断するため、ベータや標準偏差など現代ポートフォリオ理論(MPT)に基づく複数の統計値を分析しています。ポートフォリオ・マネージャーとアナリストは、ポートフォリオのベンチマーク対比での保有比率をサブセクター、地域、個別銘柄の各レベルで示す日次レポートを受け取ります。
さらに、投資リスク委員会が投資リスク、カウンターパーティー・リスク、流動性リスク、オペレーショナル・リスク等その他の全社的なリスクの管理に携わります。当委員会はポートフォリオのリスク状況を定期的にレビューします。各戦略のリードポートフォリオ・マネージャーは、担当するポートフォリオを委員会と定期的にレビューします。定量戦略ディレクターが投資リスク委員会のヘッドです。他の委員会メンバーは、最高経営責任者、最高投資責任者、最高執行責任者、最高財務責任者、ゼネラルカウンセル、チーフ・コンプライアンス・オフィサー、ヘッド・トレーダー、投資管理ディレクター等です。
正式な投資リスク委員会に加えて、ポートフォリオ・マネージャーは、コンプライアンス部および管理部と協力して定期的にリスクをモニタリングします。また、リスク管理は、分散戦略、ファンダメンタルリサーチプロセス、バリュエーションモデル、そしてコンプライアンスの取り組みを通じて日常的に行われます。
※上記体制等は、2019年3月末現在のものであり、今後変更となる可能性があります。

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