無形固定資産
- 形の無い資産で、一年を超えて利用するもの。
主な勘定科目
- 特許権
- 特許取得のための費用。
- 商標権
- 商標登録のための費用。
- ソフトウエア
- 市場販売目的及び自社利用のソフトウエア。受注製作のソフトウエアは資産計上されるとしてもたな卸資産。
- 仮勘定
- 製作途中のソフトウエア。
- のれん
- 企業買収・合併の際に発生する買収価格と時価評価純資産との差額。知名度、ブランド、技術力など無形なものに対するプレミアム分への投資額。
備考
- 市場販売目的のソフトウエア
- プロトタイプまでは研究開発費、その後の改良強化に要した費用は無形固定資産。ただし、著しい改良は研究開発費(新しいプロトタイプ製作とみなされる)。機能維持は原価。
- 製品としてのソフトウエアの製作原価は、たな卸資産として資産計上、販売時に売上原価。
- 自社利用のソフトウエア
- 将来の収益獲得又は費用の削減が確実である場合は資産計上。確実でないなら費用計上。