当社の温泉給湯事業について、温泉使用者の減少が高齢化による世代交代等により続いております。この状況を打開し温泉使用者を増やす為、権利を保有していない方への「新規権利販売」及び、権利は保有しているが温泉を一度も使用されていない「未使用」の方、また温泉の使用を止めている「廃止又は休止」の方について、コロナ禍である事を踏まえ慎重に電話営業・文書発送等、営業活動を行いましたが、減少分の補填はできませんでした。不動産売買に伴う名義書換の増加により、例年より減少数が少なくなりました。尚、温泉使用者の減少を抑えるべく更新契約方法につきまして、更新しやすいよう従来の「10年一括更新」とは他に「1年自動更新」を導入しており好評を頂いております。今後とも温泉使用者の増加について全社を挙げて鋭意努めて参ります。
温泉の使用状況は、期末1,191戸・1,238口(前期比6戸・6口の減少)となっております。また温泉使用量は71,084㎥(前期比2,170㎥の増加)となりました。要因としてはコロナ禍の規制緩和に伴い、宿泊施設及び別荘での使用量が増加したことによるものです。この様な状況下、売上高は272,819千円となりました。科目別には温泉給湯料収入が1,183千円増加し、受取手数料(名義書換料等)は3,880千円増加しましたが、更新料収入は1,644千円の減少となりました。また、維持管理費収入は5,475千円となっております。
一方コスト面では、燃料費(重油)は主にコロナ禍の影響及びロシアのウクライナ侵攻による円安につき原油価格が高騰、依然として高値で推移されている現状です。また、それに伴い動力用水光熱費(ガス)においても同様の推移となっております。動力費(電気)につきましては急激な値上がりがあり、止まらない現状であることから、燃料費(重油代)と動力用水光熱費(ガス代)で合計81,275千円となり前期比7,068千円の増加。動力費(電気)は52,962千円(前期比17,902千円の増加)で上記3項目前期比合計24,970千円の増加となりました。また、修繕費においては、主に3丁目・9丁目等の給湯管の敷設替工事で13,843千円となりましたが、それ以外の大規模な工事を行いませんでしたので前期比21,780千円の減少となりました。なお、減価償却費は28,480千円(前期比2,917千円の減少)となりました。
2024/06/21 11:57