当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が続いているものの、各種施策による人の移動が活発化したこと等により観光業関連を中心に一時的には持ち直しの動きが見られました。しかしながら、今年に入り感染再拡大に伴う二度目の緊急事態宣言が発出され、経済活動の制限が続く中で感染の抑制が進まなければ期間の延長も憂慮され、今後の景気動向にはますます不透明感が出ています。
このような状況の中、当社グループ紡績部門におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、主力商材で原糸販売の約6割強を占める杢糸の売上高が回復せず、受注が戻らない状況が続いています。また、タイ販売子会社でも同様の状態が続いており、杢糸に加え環境に配慮したオーガニックコットンやボタニカルダイ等の販路拡大に務めておりますが、厳しい状況からは脱却出来ていません。この結果、当第3四半期連結累計期間につきましては、同部門の売上高は13億41百万円となり、前年同期比8億9百万円(37.6%)の減収となりました。
テキスタイル・製品部門におきましては、紡績部門と同様、新型コロナウイルス感染症による影響で店頭の販売が芳しくなく、新しい企画・発注が出てこない状態で都心型アパレルSPA主体に苦戦が目立ち、今後は昨年の緊急事態宣言と同様に店頭の閉鎖・時短営業に伴う受注減少が懸念されます。同部門の売上高は7億89百万円となり、前年同期比2億67百万円(25.3%)の減収となりました。
2021/02/05 9:06