このような状況の中で、当社グループにおいては、商業施設事業において前期に静岡県所在の「サントムーン柿田川」内にオープンした新館「サントムーン オアシス」の運営強化やヘルスケア事業においてマスク・抗菌素材などの医療関連分野での営業強化に取り組んだ。しかしながら、当社グループも新型コロナウイルス感染症拡大の影響の埒外にはなく、県からの休業要請に従い商業施設「サントムーン柿田川」が4月25日から5月6日まで生活必需品等の一部テナントを除き原則全館休業、一部テナントは5月中旬過ぎまで休業期間が延長されることとなった。さらに、ヘルスケア事業や繊維・アパレル事業においても、市況の影響を受けやすい一般寝装品部門や衣料品部門を中心に自粛生活期間中の営業の停滞が避けられず、当第1四半期連結累計期間の損益は大幅な悪化を余儀なくされた。一方、当社各拠点における業務運営面においてはテレワーク比率を急拡大するなどの対応を行ったことによる業務運営全般における影響も不可避とならざるを得なかった。ただし、業務運営面では6月にはほぼ全社的なリモート体制を整え、非対面営業への取組を強化するなど、全社を挙げて新常態での新しい業務運営体制の構築に取り組んだ。
以上の結果、当期の業績は、新型コロナウイルス感染症対策としてのマスク販売などの増収があったものの、商業施設事業での自粛生活下での買い上げ客数減少に伴う減収や新型コロナウイルス感染症対策としての賃料減免対応に加え、一般寝装品部門や衣料部門の減収も響き、売上高は10億14百万円(前年同期比5.0%減)の減収となった。これに、前期にオープンした新館「サントムーン オアシス」の減価償却費負担の増加などにより、営業利益は1百万円(前年同期比98.9%減)と大幅減益となった。さらに、「サントムーン オアシス」建設資金借入に伴う支払利息の増加があり、経常損失50百万円(前年同期は経常利益60百万円)となった。これに、法人税等の負担を考慮した結果、親会社株主に帰属する四半期純損失は56百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益57百万円)となった。
セグメントごとの経営成績は次のとおりである。
2020/08/05 16:14