化学業界においても、石油化学製品の需要が国内外で堅調に推移し、国内エチレンプラントも高稼働が続くなど、良好な環境が続きました。しかし、一方で、原油価格が第2四半期を底に上昇に転じつつあり、今後の原材料価格への影響が懸念されるところです。
このような経営環境下、当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は、界面活性剤セグメントのトイレタリー用界面活性剤分野や、スペシャリティーケミカルセグメントの電子材料関連分野など、幅広い分野で販売が増加し、前年同期比36億42百万円、12.7%増収の322億67百万円となりました。
利益面は、原材料価格の上昇に伴う原料費コストの増加や、東邦化学(上海)有限公司における営業損益黒字化の遅れの影響があったものの、増収による収益効果により、これをカバーし、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益、共に前年同期比で増益となりました。特に、経常利益については、前年同期に比べ為替差損が大幅に縮小したため、また、親会社株主に帰属する四半期純利益については、2期連続で発生した厚生年金基金解散に係る特別損失が当第3四半期連結累計期間はないため、それぞれ大幅な改善となりました。
2018/02/13 13:04