このような経営環境下、当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は、原材料価格や用役費の値上がりに伴う売価の上昇により、前年同期比5,424百万円、14.8%増収の42,069百万円となりました。
損益面につきましては、第1四半期は、原材料価格・用役費の急騰に対する製品価格の値上げが遅れたことによるマイナス影響が大きかったものの、第2四半期以降は、製品価格の値上げの進捗に伴い、国内の収益は回復に向かいました。しかしながら、第2四半期においては、中国・上海市のロックダウンや、近接する他社の爆発火災事故による当社連結子会社東邦化学(上海)有限公司の操業の一時停止、ロジンの相場価格の大幅な値下がりによる当社連結子会社懐集東邦化学有限公司での在庫評価損発生等、マイナス要因が重なりました。(当社の海外子会社の決算期はいずれも12月であるため、4月1日から6月30日までが第2四半期の対象となります。)第3四半期は、世界景気の減速傾向が強まる中、製品需要は総じて弱含みで推移しましたが、製品価格の値上げ効果によって国内収益が回復し、海外子会社においても第2四半期に発生した上述のマイナス要因が概ね解消したことから、営業利益は第1四半期及び第2四半期と比較して大きく改善し、前年同期比でも増益となりました。しかしながら、第2四半期までの遅れを挽回するには至らなかったことから、当第3四半期連結累計期間の営業利益は前年同期比171百万円減益の872百万円にとどまりました。また、前年同期に営業外収益として462百万円を計上した為替差益や95百万円を計上した受取保険金が当第3四半期連結累計期間は僅少だったこともあり、経常利益は前年同期比729百万円減益の753百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比348百万円減益の522百万円となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりです。
2023/02/14 10:01