臨時報告書

【提出】
2018/05/11 10:19
【資料】
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提出理由

当社及び当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項並びに企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号及び第19号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象

1.当該事象の発生年月日
平成30年4月26日(取締役会決議日)
2.当該事象の内容
①減損損失について
当社の連結子会社である東邦化学(上海)有限公司の2017年度業績は、売上高は、大幅な増収となりましたが、当初計画には僅かに届きませんでした。
それに対して、利益面は、昨年夏以降の基礎石化原料の国際市況の上昇に中国国内の特殊事情も加わり、主要原料価格が急高騰した結果、同社の利益率が悪化、当初計画で目指した通期での営業損益の大幅な改善、ならびに下半期の黒字化を達成できませんでした。
その結果、同社が所有する固定資産について減損の兆候が認められたことから、当該固定資産に係る回収可能性を検討した結果、減損損失を特別損失に計上するものであります。
②関係会社出資金評価損について
当社の連結子会社である東邦化学(上海)有限公司は、上記①の事情のとおり多額の減損損失を計上することとなり、その結果、同社の2017年12月末の純資産が当社の出資金の帳簿価格と比較して著しく低下していると認められることから、関係会社出資金評価損を特別損失に計上するものであります。

3.当該事象の連結損益及び損益に与える影響額
当該事象の発生により、平成30年3月期において、下記のとおり減損損失及び関係会社出資金評価損を特別損失として計上いたしました。なお、当該関係会社出資金評価損は、連結決算においては相殺消去されるため、連結業績に与える影響はありません。
(連結決算)
減損損失 6億93百万円
(個別決算)
関係会社出資金評価損 12億68百万円
以 上