四半期報告書-第72期第1四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)

【提出】
2019/08/06 15:08
【資料】
PDFをみる

注記事項-金融商品、要約四半期連結財務諸表(IFRS)

10.金融商品
(1) 会計処理の分類及び公正価値
① 公正価値の算定方法
当要約第1四半期連結財務諸表において使用する主な金融資産・負債の公正価値の算定方法は、前連結会計年度に係る連結財務諸表において使用した算定方法と同一です。
② 公正価値の階層(公正価値ヒエラルキー)
公正価値で計上される金融商品を評価方法ごとに分析した表は、以下のとおりであります。
それぞれのレベルは、以下のように定義付けられております。
レベル1:活発な市場における同一資産・負債の市場価格(調整前の価格)
レベル2:レベル1に含まれる市場価格以外の、資産・負債について直接的(すなわち価格として)又は間接的(すなわち価格に起因して)に観察可能なインプット
レベル3:観察可能な市場データに基づかない資産・負債についてのインプット(観察不能なインプット)
公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、振替を生じさせた事象又は状況の変化の日に認識しております。
③ 公正価値と帳簿価額の比較
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2019年3月31日)
当第1四半期連結会計期間
(2019年6月30日)
帳簿価額公正価値帳簿価額公正価値
償却原価で測定する金融負債
社債19,95720,17519,96220,149
借入金59,84958,95560,24559,353
ファイナンス・リース債務(注)577585--
合計80,38479,71580,20679,501

(注)当社グループはIFRS第16号を当第1四半期連結会計期間より適用しているため、リース負債の帳簿価額及び公正価値を開示しておりません。
上記以外の金融資産及び金融負債の公正価値は帳簿価額と近似しております。
なお、社債の公正価値はレベル2、借入金及びファイナンス・リース債務の公正価値はレベル3であります。
④ (要約四半期)連結財政状態計算書において認識された公正価値の測定
前連結会計年度(2019年3月31日)
(単位:百万円)
レベル1レベル2レベル3合計
その他の包括利益を通じて
公正価値で測定する資本性金融商品
株式5,363-1,3016,664
合計5,363-1,3016,664

レベル間の振替が行われた金融商品はありません。
当第1四半期連結会計期間(2019年6月30日)
(単位:百万円)
レベル1レベル2レベル3合計
その他の包括利益を通じて
公正価値で測定する資本性金融商品
株式5,222-1,3496,571
合計5,222-1,3496,571

レベル間の振替が行われた金融商品はありません。
レベル3に分類した金融商品の期首残高から期末残高への調整表は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日
至 2018年6月30日)
当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日
至 2019年6月30日)
期首残高6521,301
購入545-
利得及び損失
その他の包括利益8764
その他7△16
期末残高1,2921,349

レベル3に分類されている金融資産は、主に非上場株式により構成されており、当該投資先の将来性を見通し、純資産価額や当該投資先が保有する主要な資産等の定量的な情報を総合的に考慮した適切な方法により、公正価値を測定しております。当該評価の合理性については、経理担当部門が検証しており、部門管理者の承認を受けております。なお、公正価値測定から生じる利得又は損失は、要約四半期連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の変動」に含めております。