当社の販売数量は98%以上を二次電池用正極材料が占めているため同電池市場への販売動向が当社の業績には大きく影響いたしますが、このような市場環境の中、当第3四半期累計期間における当社の販売数量は、環境対応車用途の主要顧客における一過性の受注変動はあったものの、民生用途及び環境対応車用途のリチウムイオン電池向け新製品が本格的に販売に寄与してきたため、主要顧客の在庫調整の影響を受けた前事業年度第2四半期以降回復基調にあり、前年同期比で25.3%増加しました。
しかしながら、今夏場以降当社製品の主原料であるニッケル及びコバルトの国際相場は急激かつ大幅に下落し、当第3四半期初より同四半期末にかけても下げは止まらず一貫して弱基調で推移した結果、当第3四半期累計期間では、足下の相場が反映される売上高に対し売上原価となるたな卸資産の価格が高く推移したことに加え、当第3四半期末においてたな卸資産評価損129,203千円を計上したこととあわせ約3億円の損失を余儀なくされました。
一方、財務体質改善目的で実施しました投資有価証券の売却により得られた売却益154,590千円を特別利益として計上しております。
2016/02/12 9:30