当第2四半期連結累計期間において当社グループが事業を行う市場環境は、概ね好調でした。建築用ガラス市場は、北米及び欧州では第2四半期に需要軟化の兆しが見られたものの、日本や南米では好調でした。太陽電池パネル用ガラスの需要も堅調でした。自動車用ガラス市場は引き続き徐々に回復し、取引先におけるサプライチェーンの問題による制約もさらに解消が進んだため販売数量が増加しました。高機能ガラス市場は、多くの事業で需要はやや低調でした。
当第2四半期連結累計期間における売上高は、前年同期比12%増の4,202億円(前年同期は3,757億円)となりました。増収の大部分は、自動車用ガラス事業によるものです。個別開示項目前営業利益は260億円(前年同期は144億円)で、自動車用ガラス事業と建築用ガラス事業で改善しました。個別開示項目収益(純額)は、3億円(前年同期は449億円の費用)でした。個別開示項目(純額)の改善は、前年に一過性の多額ののれんの減損損失が計上されたためです。金融費用(純額)は140億円(前年同期は66億円)に増加していますが、主に市場金利が上昇したことによるものです。当社グループのジョイント・ベンチャーであるSP Glass Holdings B.V.がその保有するロシア子会社を売却した結果、第1四半期に、過去に計上した持分法適用会社に対する金融債権の減損損失の戻入益37億円を計上し、投資の一部について過去に計上した減損損失の戻入益12億円を持分法投資に関するその他の利益として認識しました。法人所得税の88億円(前年同期は25億円)は通期の見積実効税率に基づき計算しています。個別開示項目前営業利益の増加、個別開示項目収益(純額)、及び持分法投資に関する利益を認識した結果、親会社の所有者に帰属する四半期利益は98億円(前年同期は388億円の損失)となりました。
当社グループの事業は、建築用ガラス事業、自動車用ガラス事業、高機能ガラス事業の3種類のコア製品分野からなっています。
2023/11/13 10:24