当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、輸出を中心に弱さが長引いているものの、緩やかな回復基調で推移いたしました。また、設備投資はこのところ機械投資に弱さも見られるものの穏やかな増加傾向にあります。生産については鉱工業生産指数が減少しており、このところ弱含み状態となっています。生産の先行きについては、中国経済など海外経済の動向に留意する必要がありますが、持ち直しに向かうことが期待されています。景気の先行きについては、当面、弱さが残るものの、雇用・所得環境の改善が続くなかで、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待されています。ただし、通商問題を巡る緊張、中国経済の先行き、英国のEU離脱の行方等海外経済の動向や金融資本市場の変動の影響に加え、消費税引き上げ後の消費者マインドの動向に留意する必要があります。また、台風19号など相次ぐ自然災害の経済に与える影響に十分留意する必要があります。
このようななか、当社グループの売上については、市況の低迷等で研磨布紙は精密加工用製品を中心に鉄鋼関連向けや住宅関連向けの受注の不調により幅広く減少、また産業機器向けゴムローラの販売も限定期間の終了で減少したことにより、売上高は3,260,226千円(前年同期比7.5%減)となりました。
また利益面においては、売上高の減少による生産数量の減少が響き、製造経費の固定費を吸収できず原価単価が高止まり、売上原価率が悪化したことから営業損失60,034千円(前年同期は営業利益86,945千円)となり、持分法適用関連会社である中国の合弁会社「淄博理研泰山涂附磨具有限公司」の子会社「常州理泰日新有限公司」において販売構成の変動による原価率の改善等で利益の増加が寄与し経常利益は43,203千円(前年同期比78.9%減)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は33,980千円(前年同期比81.3%減)となりました。
2019/11/13 9:24