当第1四半期累計期間におけるわが国経済は政府、日銀の成長軌道に乗せるためのあらゆる施策が徐々に効果を上げつつあり、公共投資の増加、民間設備投資も底堅く、消費もわずかながら回復の兆しが見え始め内需は明るさが戻りつつあります。また、輸出も保護主義の台頭など懸念はあるものの米国、ヨーロッパの先進国経済が堅調であること、中国、アジア経済が持ち直していることなどを背景に底堅く推移しており、わが国経済は総じて緩やかな回復基調にあり、デフレ脱却の半歩を踏み出したと考えられます。
このような状況の中で、当社の経営状況は、主力製品である低熱膨張合金が、半導体製造装置関連、液晶製造装置関連の出荷が前年第4四半期に続きお客様の在庫調整などの端境期となり若干低調であったこと、またシームレスパイプ用工具も原油価格は回復しつつあるものの、シームレスパイプの需要増加にはもう少し時間がかかることと思われるなど、売上高、営業利益ともに低調でしたが、今年度の当初の業績予想においても第1四半期は低調で、第2四半期以降増加と予想しており、現時点においても第2四半期以降は順調に回復する見通しです。
従いまして、当第1四半期累計期間における売上高は、1,088百万円(通期予想に対する進捗率21.8%)となりました。営業利益は売上高減少の影響等により74百万円(通期予想に対する進捗率10.9%)となり、経常利益は81百万円(通期予想に対する進捗率11.6%)となりました。当期純利益は株式会社新報国製鉄三重の吸収合併に伴う特別利益「抱合せ株式消滅差益」596百万円の計上により645百万円(通期予想に対する進捗率59.7%)となりました。
2017/05/12 9:11