当社グループの業績においては、建設機械産業向け鍛造品の需要が引続き堅調であり、業績を牽引する主要な要素でありました。一方、自動車産業向け鍛造品においては、受注回復の兆しが見られるものの、半導体不足の長期化を主因とした自動車生産活動の回復の遅れは一部に残っており、当社グループの受注にも影響がありました。またウクライナ情勢等を受けた資源価格ならびにエネルギー価格の上昇は、収益回復への足かせとなりました。以上のような経済環境に加え、当社高萩工場において2023年3月に発生した火災を主因に、一時的に正常な生産活動から乖離したことも影響し、当社グループの業績は第2四半期以降の巻き返しを要する結果となりました。
このような状況下、当社グループの当第1四半期連結累計期間の売上高は、主力の鍛造事業で鋼材仕入価格の上昇が販売価格に反映されたことにより、前年同四半期比4億23百万円増加の56億4百万円となりました。利益については、主に鍛造事業における原価率の上昇が影響し、営業利益が71百万円(前年同四半期は1億99百万円の利益)、経常利益は1億66百万円(同2億92百万円の利益)と前年同四半期の水準を下回りました。親会社株主に帰属する四半期純利益は5億22百万円(同1億67百万円の利益)であり、特別利益として投資有価証券売却益5億20百万円を計上したことが寄与し大幅な増加となりました。
セグメントの業績は、次のとおりです。
2023/08/10 16:31