このような状況のもと当社は、海外向けのFA装置(FA:Factory Automation/「自動化・省力化装置」をいう。)や、フラットパネルディスプレイ(以下、「FPD」という。)業界向けの大型カスタムクリーンブース等の受注を確実に確保し、また、FA装置等の筐体に使用される「ALFA FRAMEⓇ SYSTEM(アルファフレームシステム/機械構造用アルミフレームシステム)」の大口案件を継続的に受注したことによって、前期の売上高を上回る増収となりました。また利益面につきましては、平成25年12月に完成した新工場[技術センター(立山工場C棟)]の本格稼働によって、アルファフレームの切断工程からマーキング工程に至る一貫した生産ラインを確立したことに加え、大型構造物の案件等への迅速な対応が可能となる生産環境が整ったことによる生産性の向上が寄与し、当初予測値を大幅に上回る増益となりました。
これらの結果、当事業年度の売上高は、6,350百万円(前期比16.4%増)となりました。利益面につきましては、営業利益は445百万円(前期比32.7%増)、経常利益は455百万円(前期比32.2%増)、当期純利益は296百万円(前期比44.1%増)となりました。
なお当社は平成27年1月に、多数の日系企業が進出しているタイ王国に現地子会社(商号:NIC Autotec(Thailand)Co.,Ltd./所在地:サムットプラカーン県)を設立いたしました。タイ王国及び周辺地域での製造業においては、当社が製作したFA装置も多数稼動しており、また生産効率の向上や品質の安定化に向けたFA装置等のニーズが年々高まってきております。このような状況を踏まえ、当社は現地でのメンテナンス体制を確立し、ニーズに対する迅速な対応を強化するため、同子会社を主力製品である「アルファフレームシステム」の加工・販売や、これらを活用した構造物及びFA装置等の設計・製作・販売の拠点として展開してまいります。
2015/06/30 10:57