有価証券報告書-第70期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/30 9:52
【資料】
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【項目】
104項目
(3)【監査の状況】
①監査役監査の状況
監査役会は監査役会規定に基づき組織・運営され、弁護士や公認会計士などの専門知識や深い経験を有する監査役3名(うち、社外監査役2名)で構成されております。なお、社外監査役の田野瀬博氏は、公認会計士として財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。
監査役監査は、監査役会において監査計画が策定されたうえ、会計監査と業務監査が遂行され、その結果について監査役会で合議の上、必要事項については、取締役会もしくは担当取締役に報告されます。
当事業年度において当社は監査役会を5回開催しており、個々の監査役の出席状況については次のとおりであります。
氏 名開 催 回 数出 席 回 数
多谷本 昌利5回5回
木 下 威英5回5回
田野瀬 博5回5回

監査役会の主な検討事項は、監査役監査基準を指針とした監査方針に則り、取締役の職務の執行監査について、監査の重点項目を中心とした内部統制システムの整備・運用状況等の適法性、妥当性を独立した立場で、企業の健全かつ持続的な成長の確保、社会的信頼の責務を監視することであります。
常勤監査役の活動としては年間の監査計画に基づき、取締役会への出席し重要な意思決定、決議、報告等の運営が適正に行われているかを監視・検証し、必要に応じて意見を述べております。また、会計監査人との情報交換等を実施しております。
非常勤監査役の活動としては専門的見地から取締役会の意思決定の妥当性・適性性を確保するための助言や提言をおこなっております。また、監査役会において、当社のコンプライアンス体制や経理システム及び内部監査について適宜、必要な発言を行っております。
②内部監査の状況
当社は、社長直轄の監査室を設置し、1名の専任者により、内部監査規程に則り毎年度計画的に内部監査を実施しております。
監査室は、監査結果を速やかに社長に報告し、各部門に対して、改善点の指摘・勧告等を行い、諸業務の質や効率の改善を図っております。
監査の連携として、監査役は会計監査人と定期的に会合を持ち、報告を受け意見交換するとともに、往査に立ち会うなど会計監査人の業務遂行の適正性を確認しております。
また、内部統制部門との連携として、監査計画書に基づき実施し、監査室に対して内部監査実施後の報告書の提出と、必要に応じて情報交換しております。
③会計監査の状況
a.監査法人の名称
ひびき監査法人
b.継続監査期間
13年間
c.業務を執行した公認会計士
代表社員 業務執行社員 岡田 博憲
代表社員 業務執行社員 田中 郁生
d.監査業務にかかる補助者の構成
当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士5名、会計士試験合格者等1名であります。
e.監査法人の選定方針と理由
当社監査役会が、ひびき監査法人を監査人とした理由は、同監査法人の品質管理体制、独立性、専門性並びに監査報酬等を総合的に勘案した結果、適任と判断したためであります。
f.監査役及び監査役会による監査法人の評価
監査法人に対して選定方針に基づいた項目において、会計監査の報告や監査法人及び関係部門からヒアリングを行い評価を行っております。
④監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬の内容
前事業年度当事業年度
監査証明業務に基づく報酬
(千円)
非監査業務に基づく報酬
(千円)
監査証明業務に基づく報酬
(千円)
非監査業務に基づく報酬
(千円)
11,750-11,750-

b.監査公認会計士等と同一のネットワークに属する組織に対する報酬(a.を除く)
該当事項はありません。
c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
d.監査報酬の決定方針
監査日数等を勘案したうえで決定しております。
e.監査役会がひびき監査人の報酬等に同意した理由
取締役会が提案した会計監査人に対する報酬等に対して、当社監査役会が会社法第399条第1項の同意をした理由は、報酬額は監査計画を踏まえた監査見積もり時間に基づいたものであり、報酬単価も合理的であることから、報酬額は妥当との判断であります。
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