一方、わが国造船・海運業界は燃料油価格の下落や円安が業績改善に寄与しているものの、依然として世界的な船腹及び設備過剰の状況にあり、そのため船価の改善は進んでおらず、また中国経済の減速影響から荷動きの減少による用船料の悪化などの状況が今後も続くものと予想される。
この様な状況下にあって、当第3四半期累計期間の売上高は、主力製品である舶用内燃機関が63億7千1百万円と前年同四半期と比べ2億5百万円(3.3%)の増収、修理・部品等は25億2千5百万円と前年同四半期と比べ1億5千8百万円(6.7%)の増収、全体としては88億9千6百万円と前年同四半期と比べ3億6千3百万円(4.3%)の増収となった。
損益面では、主機関においては販売が概ね計画どおり推移しており、販売価格の緩やかな回復基調と製造コスト低減により採算の改善が見られた。また部品販売等は、ばら積み船等の海運市況低迷の影響を受けているが、部品売上回復施策の徹底による収益改善も見られ、経費削減等により前年同四半期と比べ損益は大幅な改善傾向にあり、営業損失は8千万円(前年同四半期は14億9千2百万円の損失)、経常損失は9千5百万円(前年同四半期は14億7千8百万円の損失)、四半期純損失は9千6百万円(前年同四半期は15億8千4百万円の損失)となった。
2016/02/05 15:14