有価証券報告書-第96期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/29 11:02
【資料】
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【項目】
137項目
(3)【監査の状況】
① 監査役監査の状況
監査役会は監査の方針、業務の分担等を定め、各監査役はこれらに従って業務執行の監査を行っております。各監査役は取締役会その他重要な会議に出席するほか、取締役等への業務報告の聴取、重要な決裁書類等の閲覧、本社及び主要な営業所においての業務及び取締役の職務執行の監査を行っております。なお、監査役鐏賢一氏は、金融機関における長年の経験があり、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。監査役会は2020年6月29日現在3名で構成され、1名は常勤監査役で2名は社外監査役であります。
なお、当事業年度において当社は監査役会を6回開催しており、個々の監査役の出席状況については次のとおりであります。
氏名開催回数出席回数
鐏 賢一6回6回
井𡈽 雅裕6回4回
永澤 収4回4回

監査役会における主な検討事項としては、常勤監査役の選定、監査役監査方針及び監査実施計画大綱の決定、監査役報酬額の決定、会計監査人の監査計画の概要の承認、事業年度の監査状況の報告及び監査報告書の作成、会計監査人の再任の決定及び会計監査人の報酬に関する同意並びに監査役の選任に関する同意等であります。
常勤監査役が取締役会・審議書の重要な決裁の状況報告、拡大経営会議等の重要会議の報告および監査状況の報告を行い、監査役間の情報共有を図り、監査の実効性の向上を図っております。
なお、当社においては、監査室、監査役及び会計監査人は、各々監査主体としての独立性を保ち、必要に応じてミーティングを行い、相互に連携し、監査の効率性、実効性を高める努力を行っております。
② 内部監査の状況
取締役会及び監査役会以外の内部監査機能の拡充としては、代表取締役社長直轄の監査室により業務執行ラインとは異なる立場で社内の各部署における業務執行の状況を監査し、不正及び誤謬の防止並びにそれらの早期発見に努め、業務の適正な遂行を図っております。
③ 会計監査の状況
イ 監査法人の名称
アーク有限責任監査法人
ロ 継続監査期間
29年間
ハ 業務を執行した公認会計士の氏名
二口嘉保(継続監査年数:3年) 長井裕太(継続監査年数:4年)
ニ 会計監査業務に係る補助者の構成
公認会計士7名、公認会計士試験合格者等7名、その他4名
ホ 監査法人の選定方針と理由
監査役会は、会計監査人候補者から、監査法人の概要、監査の実施体制等、監査報酬の見積額についての書面を入手し、面談、質問等を通じて選定しております。監査役会は、現会計監査法人について、当社に対して効率的な監査業務を実施することができる審査体制が整備されていること、監査日数、監査機関及び具体的な監査実施要領並びに監査費用が合理的かつ妥当であること及び過年度の監査においても問題がないこと等を総合的に判断し、再任を決定しております。
監査役会は、会計監査人の職務に支障がある場合等、その必要があると判断した場合は、会計監査人の解任または不再任を株主総会の会議の目的とすることといたします。
また、監査役会は会計監査人が会社法第340条第1項各号のいずれかに該当すると判断した場合は、監査役全員の同意により解任いたします。会計監査人を解任したときは、監査役会が選定した監査役は解任後最初に招集される株主総会におきまして会計監査人を解任した旨とその理由を報告いたします。
ヘ 監査役及び監査役会による監査法人の評価
当社の監査役及び監査役会は、監査法人に対して評価を行っております。この評価については、会計監査人が独立の立場を保持し、かつ、適正な監査を実施しているかを監視及び検証するとともに、会計監査人からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求めました。また、会計監査人から「職務の遂行が適正に行われることを確保するための体制」(会社計算規則第131条各号に掲げる事項)を「監査に関する品質管理基準」(平成17年10月28日企業会計審議会)等に従って整備している旨の通知を受け、必要に応じて説明を求めました。その結果、会計監査人の職務執行に問題はないと評価し、アーク有限監査法人の再任を決議いたしました。
④ 監査報酬の内容等
イ 監査公認会計士等に対する報酬の内容
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に
基づく報酬(千円)
非監査業務に
基づく報酬(千円)
監査証明業務に
基づく報酬(千円)
非監査業務に
基づく報酬(千円)
提出会社22,80022,800
連結子会社
22,80022,800

ロ 監査公認会計士等と同一のネットワーク(KRESTON International)に対する報酬(イを除く)
該当事項はありません。
ハ その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
ニ 監査報酬の決定方針
当社の監査公認会計士に対する監査報酬の決定方針は両者で協議の上、報酬を決定しております。なお、本決定においては、監査役会の同意を得ております。
ホ 監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
当社監査役会は、取締役、社内関係部署及び会計監査人から必要な資料を入手し、報告を受けるほか、過年度の監査計画と実績の状況を確認すると共に、監査時間及び監査報酬の推移を確認し、当該事業年度の監査時間及び報酬額の見積もりの妥当性を審議した結果、会計監査人の報酬等につき、合理的な水準であると判断し、同意しました。
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