当第3四半期累計期間における我が国経済は、政府の経済政策を背景に企業収益や雇用情勢が緩やかな回復基調にありました。一方で、中国をはじめとするアジア新興国の景気下振れ、原油価格の大幅な下落、欧州の地政学リスクの高まり等、我が国の景気の先行きについても不透明な状況が続いております。
このような状況のなか、当第3四半期累計期間の売上高は、LPガス容器用弁については容器検査の繁忙期に入ったことに加え、販売価格の見直しによって売価下落が底打ちしつつあるために増加、LPガス鉄鋼製装置用弁についてはプラント開放検査が旺盛に推移したために増加、また、LPガス海上輸送用弁も好調に推移したこと等により、3,756百万円(前年同期比4.5%増)となりました。
損益面については、上期においては主力製品であるLPガス容器用弁の主材料である黄銅材価格が高止まったこと、部材調達の制約による鉄鋼カタログ製品の生産が計画通りに進捗しなかったこと等により収益を圧迫しておりましたが、第3四半期会計期間に入り、9月頃から下落傾向にあった黄銅材仕入価格の低下が(仕入のリードタイムが3ヶ月あるため)終盤において漸く材料原価に反映しはじめたこと、鉄鋼カタログ製品の部材調達も徐々に改善して計画生産が軌道に乗り始めたこと、加えて、販売管理費(人件費ほか)節減の取組みを継続したこと等により収益性が改善し、営業利益35百万円(前年同期比14.0%減)、経常利益43百万円(前年同期比1.2%減)、四半期純利益36百万円(前年同期比32.1%増)となりました。
2016/02/17 13:48