このような状況下において、光学系フイルム業界では、新規投資を進める企業と規模の縮小や委託加工に方向を替える企業など二極化してきました。当社においては、スマートフォン、タブレット端末用として光学フイルムやタッチパネル用塗工装置、医療材用塗工乾燥装置、車載用リチウムイオン二次電池や他のエネルギー関連および電子部品関連塗工乾燥装置の受注強化に取り組んでまいりました。車載用リチウムイオン二次電池業界では、温暖化ガスや微小粒子状物質の排出を削減するため、電気自動車用に需要が伸びはじめましたが、光学系フイルム塗工装置業界では、大型設備投資が全体的に減少し、従来設備の改造更新工事が目立ちました。
売上高は1,904百万円(前年同期比41.3%増)となりました。主な最終製品別売上高構成比率は、薄型表示部品関連機器が15.8%(前年同期は29.2%)、機能性紙・フイルム関連塗工機器が24.3%(前年同期は8.3%)、電子部品関連塗工機器が2.6%(前年同期は37.6%)、エネルギー関連機器が33.7%(前年同期は12.8%)となりました。売上高に占める輸出の割合は、54.7%(前年同期は42.5%)となりました。売上総利益は、219百万円(前年同期比206.6%増)、売上総利益率は、11.5%(前年同期は5.3%)となりました。販売費及び一般管理費は、165百万円(前年同期比2.9%減)となりました。営業利益は、53百万円(前年同期は営業損失98百万円)、経常利益は、63百万円(前年同期は経常損失84百万円)、四半期純利益は、41百万円(前年同期は四半期純損失56百万円)となりました。
受注高は4,317百万円(前年同期比75.9%増)、その内輸出受注高は、3,874百万円(前年同期比384.1%増)となりました。これは主に海外向けで車載用リチウムイオン二次電池用のエネルギー関連機器の大型受注が増加したことによるものです。受注残高は5,526百万円(前年同期比9.1%増)、その内輸出受注残高は、4,668百万円(前年同期比188.6%増)となりました。
2016/08/10 10:21