当第1四半期累計期間における世界経済は、米国や欧州で景気の回復が続きましたが、世界的な貿易摩擦への懸念が拭えない状況で推移しました。国内経済では緩やかな景気回復基調が継続しているものの、米国の保護主義的な通商政策や極東アジアを中心とする地政学的リスクから、当社を取り巻く環境は、先行き不透明な状況で推移しました。
当社の関係する光学系フイルム業界では、中国において液晶フイルム関係で大型設備投資が進められています。なお国内では新規投資の動きが見られるものの、中小型の規模の設備投資に留まっています。また、電気自動車関連の車載用リチウムイオン二次電池の業界でも国内で新規投資の動きが見られるものの大型投資は、中国と米国に集中しています。当社においても売上高に占める輸出の割合が増加しており、この傾向は、数年間は続くものと思われます。
このような状況下において、当社では、大きな成長が期待される電気自動車関連への車載用リチウムイオン二次電池の電極用やセパレータ用及び燃料電池用塗工乾燥装置、液晶テレビ・スマートフォン・タブレット端末用の光学フイルムやタッチパネル用塗工装置、医療材用塗工乾燥装置及び電子部品関連塗工乾燥装置の受注強化に取り組んでまいりました。その結果、海外における車載用リチウムイオン二次電池業界及びディスプレイ用光学フイルム業界での大型設備投資を堅調に獲得することができました。
2018/08/10 16:03