このような状況のなか、当社グループはFUJITSUアルカリ乾電池シリーズならびにFUJITSU充電式電池シリーズを国内外で拡販するとともに、インターネット販売用途向けなど新たな販路の開拓に努めました。ニッケル水素電池については携帯電話基地局用電源システムの商品化など工業用途向けを中心に供給数量拡大に努めました。リチウム電池については欧米において需要が旺盛な防災機器・セキュリティ用途ならびに車載用途向けに供給数量拡大に努めました。電子事業は、業界最高水準の電流密度を実現したDC-DCコンバータの開発や昨年5月に開発したセンサーデバイス「ちょいロガ®」の量産化に努めました。また、当社グループは平成28年度を初年度とする中期経営計画1618を策定するとともに、同経営計画の達成に向けた各種施策を実行いたしました。
当第3四半期連結累計期間の経営成績につきましては、売上高は上述のニッケル水素電池・リチウム電池が前連結会計年度に引き続き好調を維持するとともに、液晶ディスプレイ用信号処理モジュールが産業機器、液晶TV用途向けで堅調に推移したことおよび昨年7月に当社に移管・統合した旧富士通テレコムネットワークス株式会社の電源事業の移管が順調に進み、同事業の売上が加わったことにより、前第3四半期連結累計期間に比べ57億23百万円(10.1%)増の624億13百万円となりました。
損益面につきましては、ニッケル水素電池・リチウム電池の売上増加による利益の拡大に加え、部材価格の下落やコストダウンによる原価低減に努めたことにより、営業利益は前第3四半期連結累計期間に比べ7億92百万円(56.7%)増の21億89百万円となりました。経常利益は持分法による投資損失が生じたものの、人民元切り下げに伴ない為替差益を計上したことにより、前第3四半期連結累計期間に比べ4億80百万円(29.7%)増の20億96百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は前第3四半期連結累計期間に比べ4億93百万円(39.2%)増の17億55百万円となりました。
2016/02/05 10:35