このような状況のなか、当社グループは当連結会計年度が最終年度となる中期事業計画「R1」に掲げた目標の達成に向けて、現行ビジネスの安定化と利益ある成長に向けた取り組みを推し進めております。部品調達難・物流混乱下においてもお客様への確実な製品供給に努めるとともに技術VEによるコスト削減、徹底的な経費削減など原材料価格高騰に対するレジリエンスの強化と販売価格の見直し、新規深耕開拓に取り組みました。また、ニッケル水素電池は大型蓄電池向けニッケル水素電池用極板の出荷、アルカリ乾電池はウルトラマンおよびウルトラセブンをデザインした乾電池の発売やミニ四駆ジャパンカップへの継続協賛など商品開発・販売促進に努めました。
当第2四半期連結累計期間の経営成績につきましては、電池事業の売上高はリチウム電池とニッケル水素電池が円安効果も加わって増加したものの、アルカリ乾電池の2021年3月期に実施した海外製造子会社株式譲渡に伴なう海外向け売上減と設備関連ビジネスが減少したことにより、事業全体として減収となりました。電子事業の売上高は各種モジュールやスイッチング電源などが増加したことにより、事業全体として増収となりました。この結果、売上高は前第2四半期連結累計期間に比べ11億64百万円(3.8%)増の317億34百万円となりました。
損益面につきましては、電池事業は経費削減に加えて為替による利益増があったものの、原材料価格高騰の影響が大きく減益となりました。電子事業は各種モジュールの売上増による利益増がありましたが、為替や原材料価格高騰の影響により、減益となりました。この結果、営業利益は前第2四半期連結累計期間に比べ7億22百万円減少の6億70百万円、経常利益は2億40百万円の為替差益を営業外収益として計上したものの、前第2四半期連結累計期間に比べ4億62百万円減少の8億39百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は鳥取県からの補助金収入2億円を特別利益として計上しましたが、前第2四半期連結累計期間に4億59百万円の関係会社清算益を特別利益として計上したことや法人税等調整額の増加により前第2四半期連結累計期間に比べ8億58百万円減少の5億83百万円となりました。
2022/11/04 10:16