当第3四半期連結累計期間におけるグローバル経済は、中国経済の減速基調から資源国・新興国における景気の悪化が鮮明となりましたが、米国を中心に先進国では底堅い個人消費から緩やかながらも景気回復が持続しました。米国では雇用環境改善を背景に個人消費を中心とする内需の底堅さから成長基調が継続した結果、実質ゼロ金利政策が解除されました。欧州においては地域ごとに濃淡はあるものの金融緩和政策を背景に緩やかな回復基調を維持しました。中国においては民間投資が大幅に下振れするなか、景気減速が鮮明となりました。国内においては景気は緩やかながらも回復基調を維持しましたが、海外経済の減速を受けて輸出や個人消費に勢いを欠く状況で景気回復は足踏み状態で推移しました。
このような状況のもと当第3四半期連結累計期間の売上高は、自動車市場向けの電池や光学部品および健康・理美容製品などが好調に推移し、磁気テープなど低調に推移した製品もありましたが、前年同期比1.3%(1,570百万円)増(以下の比較はこれに同じ)の119,164百万円となりました。利益面では、磁気テープなどの販売減の影響がありましたが、成長分野の伸長による増益効果および為替の影響に加えて、引き続き原価低減に努めた結果、営業利益は27.0%(1,241百万円)増の5,842百万円、経常利益は8.1%(426百万円)増の5,699百万円となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は当第3四半期連結会計期間に当社連結子会社において中国税務当局より移転価格税制に基づく更正通知を受領し、関連する税金費用等として計上しましたが、4,311百万円増の3,751百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間の対米ドルの平均円レートは122円となりました。
2016/02/10 15:43