当第1四半期連結累計期間における世界経済は、ウクライナやイラク等の地政学リスクが顕在化する局面はあったものの、日米欧の金融政策や為替相場に大きな変更はなく、先進国が主導して概ね安定的に推移いたしました。また、日本経済は、当初懸念されていた消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動は想定内で収束し、国策としての成長戦略が医療・農業・労働市場・法人税等の各領域で具体化しつつありますが、既に深刻な財政赤字に加えて貿易赤字が恒常化しつつあるなど、今後の中長期的な不安要素を払拭するには至っておりません。
このような状況の中、当社グループは“M500基礎固め”をスローガンに掲げ、連結売上高の中期目標を500億円とする“M500プロジェクト”の2年目となる当連結会計年度において、この中期目標の達成を見据えた収益基盤の強化に取り組むとともに、お客様のオンデマンド・ビジネスをサポートするための施策を積極的に展開いたしました。
具体的施策としまして、SG(サイングラフィックス)市場向けでは、主力既存エントリーモデル及び新興国向けモデルの拡販に努めたほか、従来機種比1.7倍の実用プリント速度を実現したエントリーモデルの新製品JV300シリーズを平成26年6月に発売いたしました。IP(インダストリアルプロダクツ)市場及びTA(テキスタイル・アパレル)市場向けでは、世界的に拡大しているデジタル・オンデマンド生産の需要に対し、機能・価格・プリントサイズ等、お客様の多様なニーズに応える豊富な製品ラインナップで独自の付加価値を提案し、IP、TA市場をSG市場に並ぶ第2、第3の柱とするべく、積極販売に取り組みました
2014/08/08 16:49