有価証券報告書-第92期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

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2014/06/26 11:20
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有報資料

(1) 業績
当期におけるわが国経済は、安倍政権の経済政策に伴う円高是正を背景に企業収益が改善し、設備投資や雇用情勢が堅調に推移するなど、緩やかながらも景気の回復が続きました。
造船業界においては、世界的に船腹過剰の状況が続いているものの、低船価を背景に年間を通じて新造船発注が続いた結果、2013年の世界の新造船受注量は前年比166.9%増加の101,434千総トンとなりました。わが国においても省エネ船の需要が高まったことなどから新造船受注量は前年比51.4%増加し13,400千総トンとなりました。一方、2013年の世界の新造船竣工量は、主要造船所の操業縮小が進んだことなどから前年比26.5%減少の70,268千総トンとなり、わが国の新造船竣工量も16.3%減少の14,588千総トンとなりました。
機械業界においては、産業機械などは企業収益の改善を背景とした設備投資の回復に伴い堅調に推移しましたが、当社主力製品であるクランク軸等の船舶用機器については、新造船建造量の落ち込みにより、受注環境は厳しい状況で推移しました。
こうした状況において当社グループは、連結受注高については、新造船14隻を受注したことなどから前期比71.5%増加の55,524百万円となりました。連結売上高については、リーマンショック以降に受注した低船価の新造船の建造が進捗したことに加え、新造船事業の操業縮小などにより、前期比13.8%減少の30,968百万円となりました。この結果、当期末の連結受注残高は前期比83.9%増加の58,387百万円となりました。損益面においては、製造コストの低減や固定費削減の効果及び円高是正などの好転要因はあったものの、採算の厳しい新造船の建造進捗並びに資機材価格の上昇などに伴い損益が悪化したことなどから、連結営業損益は1,676百万円の損失(前期連結営業損失1,291百万円)、連結経常損益は1,626百万円の損失(前期連結経常損失819百万円)となりました。これに希望退職の実施に伴う退職特別加算金などの特別損失及び法人税等を計上した結果、連結当期純損失は2,848百万円(前期連結当期純損失533百万円)となりました。
セグメント別の業績を示すと、次のとおりであります。
① 船舶
船舶部門の受注高は、新造船として78千重量トンバルクキャリアー7隻及び85千重量トンバルクキャリアー7隻の計14隻を受注したほか、海上自衛隊、米海軍艦船及び一般商船等の修理工事等を加え48,562百万円となり、前期比74.3%増加しました。売上高は、リーマンショック以降に受注した低船価の新造船の建造が進捗したことに加え、新造船事業の操業縮小により前期比17.1%減少の25,827百万円となりました。当期に新造船として75千重量トンバルクキャリアー4隻、85千重量トンバルクキャリアー2隻の計6隻を引渡した結果、新造船の受注残は17隻となり、受注残高は修理船を含め前期末比82.4%増加の54,934百万円となりました。セグメント損益は1,923百万円の損失(前期セグメント損失1,764百万円)となりました。
② 機械
機械部門の受注高は機器工事として船舶用機器や一般産業機械等で5,360百万円となり、前期比65.3%増加しました。これは主として舶用LPGタンクシステムの受注が好調だったことなどによるものであります。売上高は、クランク軸の価格が低迷したものの、化工機や公共事業が堅調だったことなどにより前期比0.2%増加の3,539百万円となりしました。この結果、受注残高は前期末比111.6%増加の3,453百万円となりました。セグメント損益は441百万円の損失(前期セグメント損失187百万円)となりました。
③ その他
主な事業の内訳は給食事業その他で、受注高、売上高ともに1,601百万円となり、前期比27.6%増加しました。セグメント利益は67百万円(前期セグメント損失22百万円)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末比4,250百万円減少し、19,410百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金は1,673百万円の収入となりました。これは主として新造船の受注に伴う前受金の増加などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金は3,063百万円の収入となりました。これは主として定期預金の払い戻しなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金は8,984百万円の支出となりました。これは主として長期借入金の返済によるものであります。
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