このようななか、当社主力であるアフターマーケット事業におきましては、ウィズコロナにともなう消費行動の多様化等でユーザーの消費行動に変化の兆しがみられるものの、新製品の投入効果に加え、重点商材として拡販に力を入れているマフラー商材およびサスペンション商材が好調を維持していること等から、売上全体では前年同期を上回って推移しました。売上を商材別でみますと、国内においてはマフラー、サスペンション商材に加え、オイルやフィルターなどの用品関連商材等が、海外においてはマフラー、サスペンション商材に加え、スーパーチャージャー等が好調に推移しております。海外地域別では、米国では、円安による買い込み需要等に加え、第4四半期連結会計期間に売上の計上を見込んでいた貨物の一部が当第3四半期連結会計期間に前倒しされたことから売上は大きく伸長しました。アジア地域では、タイ王国の子会社にて、国内および周辺諸国へのマフラー商材の出荷量が増えたことにより売上が伸長し、中国向けにつきましても、前年同期にゼロコロナ政策で出荷便が滞っていた経緯から、前年同期比の売上は伸長しました。欧州向けは足踏み状態が続いており、売上は前年同期を下回っております。アフターマーケット以外の分野では、一部の製品にて委託企業の生産調整の影響等による受注の減少があったほか、受託開発売上が減少したこと等から、売上高は前年同期を下回りました。以上の結果、当第3四半期連結累計期間における連結売上高は6,750百万円(前年同期比8.9%増)となりました。
損益面では、販売費及び一般管理費が、米国向け出荷量の増加等による販売運送費の増加や、創業50周年記念行事等の開催による広告宣伝費の増加、昇給等による人件費の増加、およびウィズコロナや行動制限の緩和による旅費交通費の増加等で、前年同期比で173百万円増加しましたが、内製品の売上高の増加で工場の稼働率が上昇したこと等から、連結売上総利益率が前年同期比で上昇し、営業利益は446百万円(前年同期比30.3%増)となりました。また、経常利益は472百万円(前年同期比3.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は296百万円(前年同期比19.7%減)となりました。経常利益の前年同期比での減少は、主として為替の状況を要因としたものであり、親会社株主に帰属する四半期純利益の前年同期比での減少は、前年同期に特別利益として計上した土地の売却益がなくなったこと等によるものです。
(2) 財政状態の分析
2023/07/14 15:37