当連結会計年度は、売上高3,921百万円(前年同期比2.7%減)、売上総利益1,266百万円(前年同期比9.1%減)となりました。DNA自動抽出装置を中心とした既存装置に関しては、OEM先別に好不調はあるものの全体としてはほぼ前年同期並みに着地いたしました。一方で、前連結会計年度から当社子会社となった製造工場であるエヌピーエス㈱は、当社以外からの受託製造を実施しておりますが、当該事業が減収となったことが主な要因となり、全体としては若干の減収となりました。
費用面では、新規製品の開発及び事業化推進のため、人員増加、研究開発費及び特許関連費用の増加を招き、販売費及び一般管理費は2,158百万円(前年同期比42.0%増)と大きく増加し、営業損失△891百万円(前年同期は営業損失△126百万円)となりました。特に、来期に向けて、遺伝子診断システム「geneLEAD」などの新製品の開発活動を加速したことから、研究開発費は801百万円(前年同期比102.9%増)とほぼ倍増となりました。また、為替差益などの営業外収益の発生により、経常損失は△826百万円(前年同期は経常損失△70百万円)となりました。
その他、当社連結子会社であり、当社グループで50%を出資しているベンチャーファンド「バイオコンテンツ投資事業有限責任組合」において、投資先である㈱リプロセルの株式上場に伴い保有株式を売却したことから、投資有価証券売却益3,822百万円を計上いたしました。少数株主損益や税金等を費用計上し、当期純利益611百万円(前年同期比39.7%減)となりました。前連結会計年度においても、多額の投資有価証券売却益を計上しておりましたので、前年同期比では減益となりましたが、大きく黒字を確保いたしました。
2015/08/14 11:10