このような経営環境のなか、当社グループでは、従業員及びお取引先様の安全確保と事業継続の両立を前提としてウィズコロナにおける事業活動を行っております。加えて、大幅な円安による原材料価格や資源価格が高騰するなか、製造においては原価低減に努めてまいりました。また、「書く、描く」を通じた“表現体験そのもの”を創造し、世界中のあらゆる人々の生まれながらに持つ個性と創造性を解き放つということを念頭に活動してまいりました。そういった活動の一環として、一般社団法人障がい者自立推進機構が運営する「パラリンアート」におけるオフィシャルパートナーとなり、“自分らしさ”をテーマに表現するアートコンテストを開催しました。また、“クセになる、なめらかな書き味。”の油性ボールペン「ジェットストリーム」シリーズから、日本国内で回収された海洋プラスチックごみと使い捨てコンタクトレンズの空ケースを用いた再生樹脂として“ポストコンシューマープラスチック”をボールペン軸に採用した「ジェットストリーム海洋プラスチック」単色タイプをノベルティ専用商品として発売しました。本商品は、環境に配慮したボールペンとして、文具業界で初めてエコマーク商品類型No.164「海洋プラスチックごみを再生利用した製品」の認定を取得しました。さらに、同シリーズから黒インクを約70%増量した「長持ちリフィル」を用いた「ジェットストリーム新3色ボールペン」の限定軸色とともに、リフィルを複数ストックできる紙製パッケージの「長持ちリフィル(黒)3本パック」を数量限定で発売しました。
これらの活動の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は50,123百万円(前年同期比12.4%増)、営業利益は6,464百万円(前年同期比18.2%増)、経常利益は7,525百万円(前年同期比24.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5,120百万円(前年同期比21.5%増)となりました。
セグメント別の業績を概観いたしますと、筆記具及び筆記具周辺商品事業におきましては、海外市場を中心に販売は底堅く推移し、加えて大幅な円安により売上高は伸長しました。それにより、外部顧客への売上高は48,405百万円(前年同期比12.9%増)となりました。粘着テープ事業、手工芸品事業といったその他の事業におきましては、事業を取り巻く市場環境は依然として厳しく、外部顧客への売上高は1,718百万円(前年同期比0.1%増)となりました。
2022/11/07 9:46