訂正有価証券報告書-第96期(平成27年1月1日-平成27年12月31日)
有報資料
(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、年初から円安が進行する中、輸出、国内設備投資が回復傾向にありましたが、期後半にかけては中国の実態経済の減速傾向が顕著となり、製造業を中心に輸出や生産が振るわず、景気がやや停滞した状況で推移しました。
海外におきましては、米国・欧州経済は総じて堅調に推移しましたが、中国経済が減速、その影響でASEAN他アジア各国の輸出が低調に推移し、アジア全般で成長が鈍化しました。
このような状況の中、当社及び当社の連結子会社である昭光通商(上海)有限公司では、中国国内の不動産・建設需要の低迷及び金融機関の引き締め等の影響を受け、同国内取引先である鉄鋼関連メーカーグループからの多額の支払遅延が発生いたしました。
当社は、同社グループとの取引に関わる売掛債権等につき、その回収可能性が不確実であると判断し、貸倒引当金繰入額134億10百万円を特別損失として計上いたしました。
この結果、当連結会計年度の売上高は、1,309億56百万円(前年同期比26.3%減)、営業利益は7億90百万円(前年同期比26.0%減)、経常利益は4億88百万円(前年同期比55.0%減)、当期純損失は127億85百万円(前年同期は当期純損失11億92百万円)となりました。
セグメントの業績は以下のとおりであります。
なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を「化学品」、「合成樹脂」、「金属」、「生活環境」、「海外その他」に変更しております。
また、当連結会計年度の比較及び分析は、変更後の報告セグメントの数値に基づいております。
(化学品)
化学品部門につきましては、化学品関連は、円安の環境の中、主力の有機溶剤等の販売が堅調でしたが、一部顧客の事業停止の影響があり、減収となりました。
科学システム関連は、主力のショウデックス®カラム(高速液体クロマトグラフィ用カラム)が、食品関連分野及び大学官庁向けに、堅調に推移しましたが、各種分析機器の販売が、新製品開発の遅れや中国への輸出の低迷等の影響を受け、減収となりました。
食品関連は、円安の影響で一部輸入商材が低調に推移しましたが、主力のコーンフレークがグラノーラ(シリアル)ブームの恩恵を受けて好調に推移し、増収となりました。
肥料農材関連は、主力の肥料販売が堅調に推移しましたが、前期の米価暴落により、農家の設備投資意欲が減退したことで、農業資材の販売が低調に推移し、減収となりました。
以上の結果、売上高は376億85百万円(前年同期比4.8%減)、営業利益は2億25百万円(前年同期比91.3%増)となりました。
(合成樹脂)
合成樹脂部門につきましては、円安による輸入原料の減少で国内向け出荷量が回復したことに加え、韓国・台湾・中国向け輸出が増量となり、販売数量では前年を上回りましたが、上期のナフサ価格下落に伴う販売価格の急落、及び大幅な在庫差損が発生し、減収減益となりました。
以上の結果、売上高は370億45百万円(前年同期比11.7%減)、営業利益は46百万円(前年同期比80.1%減)となりました。
(金属)
金属部門につきましては、軽金属関連は、中国向け電池材の販売が好調でしたが、アルミ地金市況の下落によるアルミ原料価格の急落と、アルミ電解箔の販売減少により、減収となりました。
無機材料関連は、アルミナ・水酸化アルミニウムの販売が減少しましたが、耐火材の販売が新規顧客の開拓等により好調に推移し、増収となりました。
鉄鉱石は、取引先からの支払の遅延により取引を中止した影響で、大幅な減収となりました。
昭和電工アルミ販売㈱は、前期にスポット案件も含め好調であったLNG用気化器や植物工場向け加工品の受注が減少し、減収となりました。
以上の結果、売上高は389億68百万円(前年同期比40.1%減)、営業利益は1億67百万円(前年同期比183.5%増)となりました。
なお、セグメント利益は1億67百万円となっておりますが、特別損失に計上した貸倒引当金繰入額49億19百万円は含まれておりません。
(生活環境)
生活環境部門につきましては、住宅建材関連は、大型物件の受注が少なく、主力のジャストベース®(固定柱脚)や外壁材の販売が低調に推移したため、減収となりました。
不動産関連は、テナント契約終了により空室となっていた大型賃貸物件に、新規テナントが入居したことに加え、前期8月より開始した売電事業が、今期は年間通じて稼働したことにより、増収となりました。
エレクトロニクス関連は、主力のLEDの海外向け需要が、当期後半より急落したことに加え、前期にスポット取引にて販売した機械設備が、当期は受注に至らず、減収となりました。
以上の結果、売上高は116億96百万円(前年同期比12.2%減)、営業利益は1億95百万円(前年同期比17.5%減)となりました。
(海外その他)
海外その他部門につきましては、昭光通商(上海)有限公司において、コークスや鋳鉄管等鉄鋼関連の取引を取引先からの支払の遅延により中止した影響で、大幅な減収減益となりました。
以上の結果、売上高は55億61百万円(前年同期比69.0%減)、営業利益は1億52百万円(前年同期比63.7%減)となりました。
なお、セグメント利益は1億52百万円となっておりますが、特別損失に計上した貸倒引当金繰入額84億90百万円は含まれておりません。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度のキャッシュ・フローについては、営業活動により10億21百万円減少し、投資活動により7億18百万円増加し、財務活動により15億9百万円増加し、この結果、現金及び現金同等物は11億54百万円増加となり、当連結会計年度末残高は53億82百万円(前連結会計年度末比27.3%増)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれぞれの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、長期未収入金の増加等により10億21百万円の支出(前連結会計年度は59億64百万円の支出)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却による収入等により7億18百万円の収入(前連結会計年度は24億88百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入による収入等により15億9百万円の収入(前連結会計年度は83億20百万円の収入)となりました。
当連結会計年度におけるわが国経済は、年初から円安が進行する中、輸出、国内設備投資が回復傾向にありましたが、期後半にかけては中国の実態経済の減速傾向が顕著となり、製造業を中心に輸出や生産が振るわず、景気がやや停滞した状況で推移しました。
海外におきましては、米国・欧州経済は総じて堅調に推移しましたが、中国経済が減速、その影響でASEAN他アジア各国の輸出が低調に推移し、アジア全般で成長が鈍化しました。
このような状況の中、当社及び当社の連結子会社である昭光通商(上海)有限公司では、中国国内の不動産・建設需要の低迷及び金融機関の引き締め等の影響を受け、同国内取引先である鉄鋼関連メーカーグループからの多額の支払遅延が発生いたしました。
当社は、同社グループとの取引に関わる売掛債権等につき、その回収可能性が不確実であると判断し、貸倒引当金繰入額134億10百万円を特別損失として計上いたしました。
この結果、当連結会計年度の売上高は、1,309億56百万円(前年同期比26.3%減)、営業利益は7億90百万円(前年同期比26.0%減)、経常利益は4億88百万円(前年同期比55.0%減)、当期純損失は127億85百万円(前年同期は当期純損失11億92百万円)となりました。
セグメントの業績は以下のとおりであります。
なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を「化学品」、「合成樹脂」、「金属」、「生活環境」、「海外その他」に変更しております。
また、当連結会計年度の比較及び分析は、変更後の報告セグメントの数値に基づいております。
(化学品)
化学品部門につきましては、化学品関連は、円安の環境の中、主力の有機溶剤等の販売が堅調でしたが、一部顧客の事業停止の影響があり、減収となりました。
科学システム関連は、主力のショウデックス®カラム(高速液体クロマトグラフィ用カラム)が、食品関連分野及び大学官庁向けに、堅調に推移しましたが、各種分析機器の販売が、新製品開発の遅れや中国への輸出の低迷等の影響を受け、減収となりました。
食品関連は、円安の影響で一部輸入商材が低調に推移しましたが、主力のコーンフレークがグラノーラ(シリアル)ブームの恩恵を受けて好調に推移し、増収となりました。
肥料農材関連は、主力の肥料販売が堅調に推移しましたが、前期の米価暴落により、農家の設備投資意欲が減退したことで、農業資材の販売が低調に推移し、減収となりました。
以上の結果、売上高は376億85百万円(前年同期比4.8%減)、営業利益は2億25百万円(前年同期比91.3%増)となりました。
(合成樹脂)
合成樹脂部門につきましては、円安による輸入原料の減少で国内向け出荷量が回復したことに加え、韓国・台湾・中国向け輸出が増量となり、販売数量では前年を上回りましたが、上期のナフサ価格下落に伴う販売価格の急落、及び大幅な在庫差損が発生し、減収減益となりました。
以上の結果、売上高は370億45百万円(前年同期比11.7%減)、営業利益は46百万円(前年同期比80.1%減)となりました。
(金属)
金属部門につきましては、軽金属関連は、中国向け電池材の販売が好調でしたが、アルミ地金市況の下落によるアルミ原料価格の急落と、アルミ電解箔の販売減少により、減収となりました。
無機材料関連は、アルミナ・水酸化アルミニウムの販売が減少しましたが、耐火材の販売が新規顧客の開拓等により好調に推移し、増収となりました。
鉄鉱石は、取引先からの支払の遅延により取引を中止した影響で、大幅な減収となりました。
昭和電工アルミ販売㈱は、前期にスポット案件も含め好調であったLNG用気化器や植物工場向け加工品の受注が減少し、減収となりました。
以上の結果、売上高は389億68百万円(前年同期比40.1%減)、営業利益は1億67百万円(前年同期比183.5%増)となりました。
なお、セグメント利益は1億67百万円となっておりますが、特別損失に計上した貸倒引当金繰入額49億19百万円は含まれておりません。
(生活環境)
生活環境部門につきましては、住宅建材関連は、大型物件の受注が少なく、主力のジャストベース®(固定柱脚)や外壁材の販売が低調に推移したため、減収となりました。
不動産関連は、テナント契約終了により空室となっていた大型賃貸物件に、新規テナントが入居したことに加え、前期8月より開始した売電事業が、今期は年間通じて稼働したことにより、増収となりました。
エレクトロニクス関連は、主力のLEDの海外向け需要が、当期後半より急落したことに加え、前期にスポット取引にて販売した機械設備が、当期は受注に至らず、減収となりました。
以上の結果、売上高は116億96百万円(前年同期比12.2%減)、営業利益は1億95百万円(前年同期比17.5%減)となりました。
(海外その他)
海外その他部門につきましては、昭光通商(上海)有限公司において、コークスや鋳鉄管等鉄鋼関連の取引を取引先からの支払の遅延により中止した影響で、大幅な減収減益となりました。
以上の結果、売上高は55億61百万円(前年同期比69.0%減)、営業利益は1億52百万円(前年同期比63.7%減)となりました。
なお、セグメント利益は1億52百万円となっておりますが、特別損失に計上した貸倒引当金繰入額84億90百万円は含まれておりません。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度のキャッシュ・フローについては、営業活動により10億21百万円減少し、投資活動により7億18百万円増加し、財務活動により15億9百万円増加し、この結果、現金及び現金同等物は11億54百万円増加となり、当連結会計年度末残高は53億82百万円(前連結会計年度末比27.3%増)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれぞれの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、長期未収入金の増加等により10億21百万円の支出(前連結会計年度は59億64百万円の支出)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却による収入等により7億18百万円の収入(前連結会計年度は24億88百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入による収入等により15億9百万円の収入(前連結会計年度は83億20百万円の収入)となりました。