国内の家電小売業界におきましては、テレビが前期のデジアナ変換サービス終了前特需の反動減があったものの、オリンピック開催等の効果により、4K対応の構成比が大幅に上昇しました。エアコンや季節商品は夏の猛暑により好調に推移し、また、買い替え需要が持続的に続いている大型冷蔵庫や洗濯機も好調に推移しております。一方、デジタルカメラや携帯電話、PC本体が低調であったため、総じてやや低調に推移しました。
当社におきましては、前期の4月に海外のインドネシア事業をフランチャイズチェーンに切り替えたことや海外事業の為替変動の影響、店舗閉鎖が主な減収の要因となりました。このような状況の中、商品別には、夏場の猛暑に続き秋口にかけての残暑でエアコンや扇風機が販売台数を伸ばす一方で、11月は厳しい寒暖差により電気暖房器具が好調に推移しました。AV商品では、4K対応テレビがオリンピック開催や製品の値ごろ感の効果により販売台数が前年同期より伸長し構成比が上昇、平均単価を引き上げましたが、前期特需の反動やオリンピック需要後の反動もあり販売台数は前年同期を下回りました。白物商品では、全自動洗濯機・洗濯乾燥一体型の大容量化と高付加価値商品の販売台数が前年同期より伸長し、平均単価の上昇と共に売上高は好調に推移しました。理美容商品では特に高付加価値のドライヤーが好調に推移しております。OA商品は、パソコンはノート型が好調に推移しましたが、タブレットPC・デジタルカメラ・周辺機器は低調に推移しました。通信商品は、9月16日に発売された「iPhone7/7Plus」は好調に推移しましたが、総務省による「スマートフォンの端末購入補助の適正化に関するガイドライン」により、携帯電話端末の実質販売価格が見直されたことにより、MNPを含め新規契約が低調に推移したことによって販売台数が伸び悩みました。
店舗戦略につきましては、前期に引き続き積極的な既存店舗の活性化を推進しており、当第3四半期連結累計期間において41店舗で実施しました。うち、4月に発生した熊本地震により大きな被害を受けた5店舗においても、売り場の視認性や回遊性および商品の提案力を高めるため復旧と合わせて活性化を行いました。新規出店は、10月28日に大分県大分市にアクロスプラザ大分駅南店をオープンしました。
2017/01/13 10:12