有価証券報告書-第66期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/06/30 12:03
【資料】
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有報資料

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善など緩やかな回復基調にあるものの、個人消費は低調に推移しました。また、中国を中心としたアジア新興国経済の減速や米国新政権の政策動向による不確実性の高まりなど、先行き不透明な状況が続いております。
このような状況下で当社グループは、音楽教室及びカルチャー教室の会員数拡大と管理機能の効率化で早期に収益の回復を図ることを経営の最重点課題と位置づけ、6月にカルチャー教室運営の効率化及びサービス水準の更なる向上と柔軟な組織運営、意思決定の迅速化を図るため、同事業部門を分社化し、教室事業の売上構成比をさらに高め、収益性に重点を置いた事業構造への転換に取り組んでまいりました。商品販売においては、対象顧客を明確にした集客施策の立案、営業活動の推進に注力し、営業活動の見直しを行ってまいりました。
また、熊本県内のカルチャー教室は、4月に発生した熊本地震の影響で営業を見合わせておりましたが、7月に営業を再開いたしました。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高76億44百万円、営業利益96百万円、経常利益88百万円、親会社株主に帰属する当期純利益30百万円となりました。
セグメント別の状況は、次のとおりであります。
(音楽事業部門)
店舗は、本店を中心に顧客参加型の店内イベントを積極的に開催することで、集客力増加に取り組むほか、吹奏楽に親しんだ大人向けのイベント企画を継続して実施するなど、単に商品を販売するだけでなく、総合的かつ有機的なサービスを提供する営業活動を行ってまいりました。
また、従業員に専門知識・接客技術向上の為の教育訓練を行い、販売・営業力の強化に努めてまいりました。
しかしながら、楽器販売はピアノ、電子オルガンなどの鍵盤楽器が販売台数・単価共に苦戦し、ギター関連、管弦楽器も需要の減少や一部の商品が全国的な在庫過多で値崩れ現象が発生するなど厳しい状況となりました。
音楽教室は、中高年層を中心とした「大人のための音楽教室」の会員募集に注力したことで、春の会員募集期間において大人会員が堅調に推移し、子供会員は秋の募集期間で苦戦したものの、顧客ニーズに応える付加価値の高いレッスンの提案で、前年並みの会員数を確保しました。
この結果、売上高は48億62百万円、セグメント利益は2億51百万円となりました。
(カルチャー事業部門)
カルチャー事業は、平成28年6月1日に当社のカルチャー教室事業を分社化し、十字屋Culture株式会社として新たなスタートを切りました。4月には、堺市の百貨店内にカルチャー教室を新設し、大人のための趣味需要に応える為、お客様ニーズにあった講座企画やカリキュラム(講座内容)を充実させてまいりました。一方で、愛媛県のカルチャー教室を閉鎖し、営業効率の改善を図りました。
また、9月には中部地域を中心に多くのGMSを展開する企業と業務提携し、新たな教室ビジネスを進めるなど、更なる事業展開への取組みをスタートさせました。
通常講座に加え、全国各地の地域特性を活かした「ご当地講座」を継続するとともに、特に良質なライフスタイルを追求する女性を意識した企画に取り組むことで、独創性を強化し、新規会員獲得や既存会員の継続率を高めました。
この結果、売上高は27億81百万円、セグメント利益は1億35百万円となりました。
(注)当社は、当連結会計年度より連結決算を開始いたしました。従いまして連結初年度にあたるため、前年同期との比較分析は行っておりません。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、8億80百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は2億81百万円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が77百万円、減価償却費が1億55百万円となったことに加え、たな卸資産の減少額が51百万円、支払利息の支払額が19百万円、売上債権の減少額が10百万円、法人税等の支払額が22百万円になったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、獲得した資金は57百万円となりました。これは主に定期預金の払戻による収入が179百万円、定期預金の預入による支出が84百万円、有形固定資産の取得による支出が32百万円になったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は77百万円となりました。これは主に長期借入金の返済による支出が4億62百万円、長期借入れによる収入が4億50百万円、短期借入金の減少額が40百万円、配当金の支払額が24百万円になったことによるものであります。

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