また、1ユーロ=128円台前半で始まったユーロ/円相場は、ユーロに特段の材料はなかったものの、急激な円高進行に伴い4月末には1ユーロ=121円台半ばまで下落しました。5月は121円台半ばから124円台半ばの狭いレンジで推移しましたが、6月に入り、ユーロは英国のEU離脱を問う国民投票の世論調査の動向を反映する不安定な相場となり、EU離脱が決定的となった6月24日には一時的に1ユーロ=109円台前半まで急落しました。その後、ユーロは値を戻し、当第1四半期末は1ユーロ=114円56銭で取引を終了しました。
このような市場環境のもと、当社グループの主力事業の1つである外国為替取引事業は、子会社トレイダーズ証券株式会社(以下「トレイダーズ証券」といいます。)において、『みんなのFX』(外国為替証拠金取引)、『みんなのバイナリー』(外国為替オプション取引)、『みんなのシストレ』(自動売買ツールを利用した外国為替証拠金取引)及び『みんなのオプション』(外国為替オプション取引)のサービスをお客様に提供し収益拡大を図ってまいりました。当第1四半期連結累計期間は主要通貨の価格変動が激しく、同社の収益機会が拡大したことで、トレーディング損益は前年同期を208,841千円上回り、709,880千円(前年同期比41.7%増)の計上となりました。一方、子会社株式会社ZEエナジー(以下「ZEエナジー」といいます。)が営む再生可能エネルギー関連事業は、当第1四半期連結会計期間末までに完成引渡しを予定していたバイオマスガス化発電プラント(1,900kw)の納期が第2四半期連結会計期間にずれ込んだため、完成工事高は211,763千円にとどまり見込みを下回りました。以上の結果、受入手数料・その他の売上高等を含む営業収益合計は、937,379千円(前年同期比421,429千円増、81.7%増)となり、金融費用、完成工事原価等を差し引いた純営業収益合計は、669,944千円(前年同期比155,490千円増、30.2%増)と前年同期を上回りました。
一方、販売費及び一般管理費は、ZEエナジー及び株式会社Nextop.Asia(以下「Nextop.Asia」といいます。)との株式交換により発生したのれんの償却額83,283千円を計上したことに加え、ZEエナジー、Nextop.Asia及び両社の子会社を連結子会社としたため人件費が216,219千円(前年同期比55,792千円増、34.8%増)に増加する等、事業拡大による費用が全般的に増加しました。また、外国為替取引事業の収益に連動するシステム利用料が増加したため、不動産関係費が251,413千円(前年同期比74,707千円増、42.3%増)に増加したことに加え、外国為替取引事業を中心に広告宣伝費が170,467千円(前年同期比64,490千円増、60.9%増)に増加したこと等により、販売費及び一般管理費は873,439千円(前年同期比327,186千円増、59.9%増)と前年同期を上回りました。
2016/08/10 11:23