こうした状況の中、当社としては安全運航の徹底とともに、団体セールスにおける「選択と集中」や個人客向けのSNSによる情報発信の強化等、積極的な営業展開を図りました。しかしながら、佐渡観光にとって最盛期である7月~8月の天候不順に加え、8月には台風5号が、9月の3連休には台風18号が相次いで当地方を通過したことにより、欠航や旅行キャンセル等の大きな影響を受けました。これにより、旅客輸送人員、自動車航送台数、貨物輸送トン数は前年同期を下回りました。特に観光客利用の多い直江津航路においては、旅客輸送人員、自動車航送台数が大きく減少しており、一昨年の春に就航した高速カーフェリー「あかね」の新造船効果が薄れてきていることも要因の一つと思われます。
輸送実績は前年同期を下回りましたが、売上高においては、佐渡観光にとって最盛期である7月~9月に燃料油価格変動調整金1ゾーンを適用(前年7月~9月は燃料油価格変動調整金の適用無し)したこと、①海運にて後述のとおり当社航路の利用形態が変化したこと等により、前年同期を上回りました。一方、費用面においては、原油価格の上昇に伴い船舶燃料費が増加したこと、船舶修繕費が増加したこと等により前年同期を上回りました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は8,558,443千円(前年同期比2.9%増)、営業損失は147,645千円(前年同期は2,504千円の営業損失)、経常損失は229,748千円(前年同期は107,160千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は259,293千円(前年同期は233,529千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
2017/11/14 13:24