有報情報
- #1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
- 当社の所有するゴルフ場は、わが国には稀な会員が協力して運営に当たっているゴルフクラブとして内外から益々高い評価を得ておりますが、最大の課題は高齢化が進みつつある会員の活性化のための新規会員募集と、これ等による収益の向上を原資として長期借入金を返済し、会員制クラブに相応しい財務体質に強化することであります。2018/05/30 9:13
当社はかつてゴルフ場建設時の設備資金調達のため多額の外部負債を保有しており、この返済のために様々な増収策と経費の節減策を実行に移してきました。この結果、毎日のゴルフ場営業による収入以外の一時的収入とも言える入会金収入や名義変更手数料収入などの収入を除いても経常利益並びに当期純利益とも黒字を確保出来るようになってきておりました。然しながら、第20期事業年度(平成17年9月1日から平成18年8月31日)に減損損失計上により発生した債務超過の状態を脱却するにはあまりにも長期間を要するため、平成22年7月13日に東京地方裁判所に対し民事再生手続開始の申立を行い、平成23年2月22日に民事再生手続終結の決定を受け、第25期事業年度(平成22年9月1日から平成23年8月31日)には債務超過を脱却することができました。
民事再生手続の中で、別除権として残された長期借入金(当中間会計期間末残高406百万円)は、平成18年ごろに当社が銀行から借入金返済を迫られ苦境に立たされた際に、当社の経営を安定化するために、当社の運営するゴルフ場であるブリックアンドウッドクラブの会員有志が資金を出し合い銀行からの借入を肩代わりした事によるもので、当社が借入金を返済する事により有志の方々にお返しする予定のものです。出来るだけ早期にこの長期借入金を完済すること並びに長期借入金返済のために会員に追加して拠出を協力頂いた追加保証金をも極力早期に償還することが課題であります。またこのような会員の方々のご希望に応えるためにも、経営を一層安定させ、会員にとってより居心地のよいクラブにしていくことが必要であります。