有価証券報告書-第27期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2018/06/26 14:10
【資料】
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【項目】
65項目
文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針
当社の経営の基本方針は、創業以来極めて明確で、「XNETサービス」を推進していくことです。当社は業務に密着した、ITサービス企業であり続けます。
そこで、具体的な方針として以下のような目標を掲げ、全社を挙げて取り組んでおります。
「資産運用のワンストップ・ソリューション・カンパニー」としてお客様のあらゆるご要望に対してソリューションを提供できる会社になるという方針です。
そのために今、当社の社員が取り組むべきことは以下の3つです。
①ニーズに応えるサービスの提供
お客様への感度を高め、業務のアウトソーシング、基盤サービスなど業界やお客様によって多様化しつつあるニーズを捉え、最適なサービスをタイムリーに提供する。
②新たなお客様の獲得
地道な営業活動、新しいサービスの創造、NTTデータグループを始めとする協業会社とのコラボレーションにより業界シェアを伸ばし、サービス提供会社の使命を全うする。
③プロフェッショナルな人財への成長
現場に「より近いサービス」の提供、専門知識の吸収、日々の課題解決、自己研鑽を通じ、業界・業務に精通した高度なノウハウ・知識を持った人財を目指す。
そして、資産運用業界で選ばれ続けるサービスを創造し、未来に続く会社になりたいと考えて日々努力を続けております。
(2)コーポレートガバナンス・コードの開示と目標とする経営指標
当社は、コーポレートガバナンス・コードにおいて、今後の経営戦略を公表いたしております。
その中で、当社の意志を明確にするために、中期経営計画をあえて公表しない旨を記載しておりますが、正確には、日本式の3年間の中期経営計画は公表しないということを意図しております。
その代わりに以下の2つのことを実践してまいります。
①企業理念、社員の目指すべき姿、短期の業績予想、目標となる経営指標(ただし期限なし)、それに中長期の経営戦略は公表する。
②そのディスクローズ(情報開示)は、基本すべて社長が行う。
ちなみに、目標となる経営指標としては以下の4つを公表いたしました。
・売上高50億円の達成
・過去最高経常利益(8.86億円:平成16年3月期)の更新
・売上高営業利益率15%以上
・有利子負債0の維持(=無借金経営)
この目標となる経営指標は毎年確認・再考し、修正や追加を行ってまいります。目標に向かって毎年チャレンジするということです。
この中で、売上高につきましては平成28年3月期から3期連続で過去最高を更新いたしております。そこで次の目標である過去最高経常利益8.86億円(平成16年3月期)を目指すためにも、売上高50億円を目標に掲げ、売上と利益を意識した経営を行ってまいります。
(3)中長期的な会社の経営戦略
お客様とコラボレーションしながら「XNETサービス」を発展させていく方針に変更はありません。そもそも、「資産運用のワンストップ・ソリューション・カンパニー」になるためには、資産運用に関するお客様のあらゆるニーズに応える必要があります。
その中でも、以下の点に積極的に取り組んでまいります。
・お客様の業務を理解するために以下のサービスは特に重点的に取り組みます。
①AMO(Application Management Outsourcing)=システム運用委託
当社から人材を提供して、お客様の社員の代わりに業務を行います。
②SO(Smart Outsourcing)=業務プロセス委託
お客様から当社へ業務移管をする形となり、業務そのものを引き取ります。
※SOサービス拠点として、平成29年10月に札幌にオフィスを開設いたしました。
・当社が資産運用業界で圧倒的な強みを持つか、または当社にしかできないサービスを積極的に展開します。(5本の矢)
①機関投資家向けのスチュワードシップ・ソリューション・サービス
②生損保向けの有価証券IFRS管理サービス
③投資顧問向けのSOサービスの中のレポート作成サービス
④投信会社向けの国内籍外貨建投信計理サービス
⑤地方銀行向けの個人向け信託管理サービス
* これらに加えて、新たに当社が力を入れている「機関投資家向けの融資管理サービス」と、さらにその先に見えている事務効率化ニーズに応える「生損保向けのSOサービス」にも取り組んでまいります。
・お客様のあらゆるニーズにお応えするために、親会社ならびにグループ各社との協力関係を深化させ、具体的な体制を実現させます。
・グローバルな視点で資産運用業界の現状や変化を確認するために、海外への視察やグローバルなアライアンスも検討を進めてまいります。
また、セミナーなどを通じてその情報を発信していきます。
そして、最終的にXNETの使命は以下の2つであると考えています。
* 資産運用業界の業務の先生になる。
* 資産運用業界の更なるコストダウンを実現する。
これを実現することにより、日本の資産運用会社ならびに海外の資産運用会社(日本の現地子会社も含む)に貢献してまいります。
(4)会社の対処すべき課題
当社の対処すべき課題は2つです。
1つは、上記のXNETの使命を果たすために、大切なものは社員の人財力アップです。
ただ、これは社員に研修をしたり、鍛えることだけで成し得るのは難しいと考えております。
そこで、新たな人財を確保していきます。XNETの社風や文化を理解している人達を積極的に採用し、社内で融合しながら、そのスキルをレベルアップしてきます。
具体的には以下の方々です。
・資産運用業界で長年活躍したベテランや定年退職者など業界に恩返しをしたい人の雇用
・資産運用業界出身者で、育休や子育て後の女性や会社都合による離職者の雇用
・誰もが認める高いスキルと高い意欲を持っている元社員の再雇用
・当社に席を置き、当社の社風・文化をこよなく愛す人(派遣社員等)の採用
・高校新卒者の採用
もう1つの課題は、NTTデータグループとしての連携強化や商品戦略への取り組みです。地方銀行向けの個人向け信託管理や有価証券管理では親会社及びグループ各社との連携の元、当社サービスが浸透し始めるなど、確実にシナジー効果が表れてきておりますが、今後も更なる連携強化と、グループの商品戦略の具体的検討を進めてまいります。

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