臨時報告書

【提出】
2021/02/24 16:40
【資料】
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提出理由

当社は、2021年2月24日開催の取締役会において、2021年4月1日付で、当社の遺伝子改変マウス事業及び抗体事業を、それぞれ孫会社である株式会社安評センター及び子会社である医化学創薬株式会社に対して譲渡することを決議いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第8号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

事業の譲渡又は譲受けの決定

1.当該事業の譲渡先の名称、住所、代表者の氏名、資本金及び事業の内容
(1)遺伝子改変マウス事業
① 名称 : 株式会社安評センター
② 住所 : 静岡県磐田市塩新田582番地2
③ 代表者の氏名: 代表取締役社長 福永健司
④ 資本金 : 100百万円
⑤ 事業の内容 : 医薬品・食品・農薬・化学物質等の安全性試験の受託
(2)抗体事業
① 名称 : 医化学創薬株式会社
② 住所 : 北海道札幌市中央区北9条西15丁目28番地196
③ 代表者の氏名: 代表取締役社長 八並孝夫
④ 資本金 : 100百万円
⑤ 事業の内容 : 糖鎖解析、糖鎖合成の受託、糖鎖関連試薬の販売、疾患関連エピトープ認識抗体医薬品
(診断薬、治療薬)の創製
2.当該事業譲渡の目的
当社は、M&Aをグループ成長戦略の柱と位置づけ、グループ事業の多角化や事業規模の拡大を行って参りましたが、その成長戦略の維持・加速に耐えうるガバナンス体制の構築が課題となっておりました。そのため、経営資源の最適な配置および各事業の事業特性に応じた最適な運営体制を構築し、機動性の向上を目的として、本事業譲渡により多角化グループのガバナンスに適した純粋持株会社体制へ移行することといたしました。
株式会社安評センターにおきましては、本事業再編により、同社の動物実験技術を活用し、マウス事業において現在進行中の各種ヒト化モデルマウス開発を加速させるとともに、従来から提供している試験サービスに遺伝子改変技術サービスを組み込むことや、ヒト化モデルマウスを用いた高付加価値試験サービスを創出し、主たる顧客である製薬・化学企業に対して提供することを目指します。
また、医化学創薬株式会社におきましては、本事業再編により、当社抗体事業が有する技術を取り込み、開発能力の強化を実現すると同時に、人的経営資源の融合を行うことで体制強化も実現し、強い創薬基盤技術を持つ創薬ベンチャーとなることを目指します。
3.当該事業譲渡契約の内容
(1)遺伝子改変マウス事業
① 譲渡日 :2021年4月1日
② 譲渡事業 :遺伝子改変マウスの作製受託及びモデルマウス販売
③ 譲渡価額 :譲渡日前日に確定する譲渡資産の帳簿価額を基準として算定いたします。
(2)抗体事業
① 譲渡日 :2021年4月1日
② 譲渡事業 :抗体作製受託及び抗体製品販売
③ 譲渡価額 :譲渡日前日に確定する譲渡資産の帳簿価額を基準として算定いたします。
以 上