当第1四半期連結累計期間(平成27年10月1日から平成27年12月31日まで)の当社グループは、前連結会計年度より引き続き、「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」と「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」による規制環境の下、新たなビジネス展開による事業拡大に向けた取り組みを進めております。当第1四半期連結累計期間において、当社は、再生・細胞医療の産業化に不可欠な細胞加工技術者を派遣するビジネスを開始いたしました。また、前連結会計年度に締結したライセンス契約に基づき、当社の新規モノクローナル抗体(抗ヒトBTN3抗体(CD277))を用いた製品開発を目指しておりました、米国ベクトン・ディッキンソン アンド カンパニー(以下「BD社」)が、新商品開発に向けた検証を終え、商品化を決定し、全世界で販売することになりました。さらに、当社が出資し、ヨーロッパ諸国での細胞医療製品の開発・販売を目的に設立した英国TC BioPharm Ltd.は、当社が導出した細胞加工技術・ノウハウや蓄積した臨床実績をもとに、英国での細胞医療製品「ImmuniCell®」の治験を開始いたしました。
このような状況の中、当第1四半期連結累計期間の売上高については、免疫細胞療法総合支援サービス売上の増加、細胞医療用機器・資材売上の増加に加えて、前述の人材派遣売上、BD社からのライセンス収入等の発生もあり、売上高は465,347千円(前年同期比56,672千円増、13.9%増)となりました。研究開発活動については、引き続き、研究開発投資の収益獲得に向けた再評価を行い、研究開発費の適正化を図ったことにより、研究開発費は107,442千円(前年同期比38,904千円減、26.6%減)となりました。販売活動については、新たな事業展開に向けた取引先の開拓等の取り組みを継続している中で、販売活動の効率化を図ったことにより、販売費は81,538千円(前年同期比3,766千円減、4.4%減)となりました。また、前連結会計年度を通して行った新たな事業環境における細胞加工業及び細胞医療製品事業の推進・展開を図るための人員の拡充により、人件費が増加したこと等から、一般管理費は367,020千円(前年同期比18,338千円増、5.3%増)となりました。
その結果、販売費及び一般管理費は556,001千円(前年同期比24,332千円減、4.2%減)となり、営業損失は374,796千円(前年同期は営業損失433,422千円)となりました。
2016/02/12 15:14