先端医療事業においては、基盤技術であるセンダイウイルスベクターを用いた先端医療の実用化に取り組むとともに、iPS細胞作製キット「Cyto Tune-iPS」のライセンス事業を強化しており、国内外の企業やアカデミアとのライセンス契約により、センダイウイルスベクターを用いた新たな事業機会の創出を推進しています。また、iPS細胞培養上清液を化粧品原料として使用した製品の開発やOEM(受託製造)の推進など、当社グループの先端技術を使用した製品の研究・開発・製造・販売にも取り組んでいます。先端医療事業では、医薬品等の開発推進のため、当連結会計年度において研究開発費が859百万円(前連結会計年度は研究開発費582百万円)発生しておりますが、「Cyto Tune-iPS」のライセンス事業や、iPS細胞培養上清液を原料に使用した化粧品の販売及びOEM事業等により収益を確保することで、当セグメントの営業損失は271百万円(前連結会計年度は営業損失439百万円)に圧縮しております。
当社グループは、グループ戦略としてグループシナジーの最大化に取り組んでおり、先端医療事業の事業拡大及び収益の改善に加え、SMO事業及びCRO事業の業績が伸長したことにより、当連結会計年度における売上高は過去最高となり、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益も2期連続で過去最高益を更新しました。引き続きグループシナジーを活かした事業を展開し収益の拡大を図るとともに、グループのさらなる発展に向けて先端医療の開発を推進してまいります。
その結果、売上高は18,351百万円(前年同期比16.9%増)、営業利益は3,639百万円(前年同期比31.6%増)、経常利益は3,285百万円(前年同期比28.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,542百万円(前年同期比29.6%増)となりました。
2023/06/28 17:04