臨床事業は、米国に本拠を置くグローバル臨床CROのPPD,Inc.(以下、PPD社)との合弁会社、株式会社新日本科学PPD(以下、新日本科学PPD)において、主に国際共同治験(Global Study)の受託事業を展開しており、2025年4月に設立10年を迎えました。PPD社は、2021年12月に世界的大手医療機器企業のThermo Fisher Scientific Inc.グループの傘下に加わることにより、受注シナジーを高めることを目指しております。新日本科学PPDは、PPD社が受託した国際共同治験における日本エリアの実施を主力事業としており、グローバル企業でありながら、当社がこれまで長年培ってきた経営・教育ノウハウを取り入れ、安定した定着率の高い職場環境を整えることで、ハイレベルな受注残高を背景に、設立以来高い成長率を実現してきております。
新日本科学PPDの当中間期の業績は、売上高が前中間期比7.8%減の9,949百万円、営業利益が同19.6%減の4,272百万円となりました。営業減益は、前中間期よりも為替が円高に推移したことや、前中間期の受注が少なかった影響で新規開始試験からの売上が低調だったこと、主要顧客からの受注形態変更の影響などが要因ですが、売上高営業利益率は42.9%と依然40%を上回る高い水準となっています。当中間期の「持分法による投資利益」は、1,209百万円(前中間期:1,708百万円)となっております。
CRO事業の当中間期の売上高は、14,147百万円と前中間期に比べて1,967百万円(16.2%)の増加となり、中間期として過去最高を更新しました。同事業の営業利益は、2,206百万円と前中間期に比べ59百万円(2.6%)の減益となり、売上高営業利益率は15.6%(前中間期:18.6%)になっております。
2025/11/07 11:47