有価証券報告書-第33期(令和2年1月1日-令和2年12月31日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当該連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営方針
当社グループは、「地域のお客様に『美と健康と若々しさ』を提供し、当社グループに関わるすべての人と共に幸福社会を築いていける会社づくりを目指す」との経営理念に基づき、「地域一番店を創り続ける」を経営の中核に据えております。また、その実現のためには、主役の美容師が、真摯にお客様へのサービスに打込み、最高の力を発揮できるステージを提供し続けることが大変重要であると考えております。理美容業界の先を読むこと、スタッフを育てること、魅力的な職場を提供すること、それを支える経営システムを日々改善していくことが当社グループの成長の基軸であり、ステークホルダーからの信頼に繋がり、理美容業界のみならず社会全体の要請に応えるものと確信しております。
(2)経営環境
当社を取りまく環境は、人口減少と少子高齢化の進展により新卒美容師の減少などサロンスタッフの採用難や、スマートフォン・SNSの普及に伴う集客方法の急激な変化に直面しております。また低料金サロンへのニーズ拡大や美容意識の向上に伴う専門ニーズの高まりなどの選別消費の両極化が進展しております。チェーン展開をしている美容室におきましても、メンテナンス系美容室チェーンの店舗数・売上高の増加がデザイン系美容室チェーンを上回るなどの動きが顕著となっており競争は激しさを増してきております。
また、足元の状況では、新型コロナウイルス感染収束の見通しが未だ立たない中、国内経済への影響が継続することが見込まれ、美容室業界におきましても、消費者の巣ごもりや節約意識の高まりによりセルフカラーや来店間隔の長期化が進み、依然として厳しい状況が続いております。
この様な経営環境の中、来店促進対策やPB商材販売強化等の客単価アップ施策を中心に展開すると共に、スタッフ向けオンライン動画教育の取り組みを更に進展させることで、現場生産性の向上につなげるなど、グループの更なる成長を支える収益基盤の強化に取り組んでおります。
当社グループでは、お客様ニーズと経営環境の変化に対応するべく、提供する美容技術やサービスライン、価格帯に幅をもたせた複数のブランドを展開する多様なブランドポートフォリオをグループ経営戦略の基盤とし、その強化に取り組んでおります。
Ash、NYNY等のブランドを展開するデザイン系サロンは、ハイクオリティ・ハイセンスなサービスを値ごろ感のある料金で提供し、Choki Petaブランドのメンテナンス系サロンは、シンプルなサービスをエコノミープライスで提供しカジュアルヘアファッションのニーズに応えるなど、地域のお客様に幅広くご支持いただけるサロンを引き続き展開することを営業の基本方針としてまいります。
(3)目標とする経営指標
当社グループは、ステークホルダーから支持される企業であるためにも、財務体質の更なる強化、利益成長を継続していくことが重要な経営課題であると考えております。
財務体質の更なる強化についての経営指標としては、財政状態の健全性並びに長期的な安定性や支払能力を示す自己資本比率を採用しております。また、利益成長を継続していくことについての経営指標としては、企業の収益力を判断する基本的な指標の一つであり、株主資本をどれだけ効率的に運用し、利益を上げているかを判断する指標である株主資本利益率(ROE)を採用しております。
中長期的な目標として、自己資本比率40%以上、株主資本利益率15%以上を掲げております。
(4)中長期的な会社の経営戦略及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
中長期的な経営戦略として当社グループでは、暖簾分け制度への取組みを起点に国際的視野で「100年ブランドの創出」を目指しております。
当社は、創業時からのモットーである「若々しさ、美しさ、健やかさをより便利に快適に地域のお客様に提供する」を実践し続けるとともに、最近の美容室業界を取り巻く様々な環境変化へ柔軟に対応し、今後とも継続的に業容拡大を図り、企業価値を高めてまいります。
2020年度は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、2020年1月から12月累計での主要子会社4社のチェーン売上前年同期比は、90.6%(既存店前年同期比88.3%)となりました。特に3月以降、政府による学校休業要請や外出自粛要請を受け入客数減少が顕著となりチェーン売上高に影響を受けました。また、4月の緊急事態宣言により当社グループ主要店舗の多くが自主休業し、2020年4月のチェーン売上高が前年同月比31.2%と著しい影響を受けました。
当社グループとしましては、従業員の雇用維持を前提とした雇用調整助成金などの公的支援の受給や、金融機関からの資金調達による手元資金の確保によって当社グループ経営の安定化を図るとともに、不要不急のコスト削減、店舗賃料削減交渉などの対策を進め固定費の圧縮を図ることで、収益の確保に注力しております。
また、お客様や従業員の安心・安全を最優先し、本部・店舗での感染予防対策を徹底するとともに、収束後の業績回復を展望し、技術面・接客面におけるオンライン教育の強化によりサービスのレベルアップ・拡充を図り、Withコロナ・Afterコロナに向けた強いサロンブランドづくりとしなやかなブランドポートフォリオ戦略を再構築してまいります。
特に、デザイン系サロンのAsh・NYNYブランドの強化、メンテナンス系サロンであるカットカラー専門店のChoki Petaの収益力の向上、傘下の各事業会社によるFC加盟者への経営支援の強化などを主要な経営課題として取り組んでまいります。
Ash・NYNYにおいては、引き続き、プレミアムカラーやパーマ施術、厳選された付加価値の高い商品の提案による単価施策や新たなWebマーケティング戦略の展開を増客に繋げると共に、PB商品の新ブランド「ennic(エニック)」の販売拡大により、ブランド認知の深化を図ってまいります。
Choki Petaにおいては、引き続き、中高年層のお客様を中心とする来店客数の増加施策を強化することで、収益力の強化を推し進めてまいります。
SDにおいては、新規出店を更に加速するため、最新の動画コンテンツやSNS広告ツールの活用を行うなど、加盟店開発の手法と契約モデルの改善を行い、幅広い美容師独立ニーズに応えてまいります。
DEにおいては、新たにメンズ向けのサロン DIAMOND EYES for MENを展開し、動員の幅を広げることで、新しい層の取り込みをしてまいります。
当社グループ会社におきましては、引き続き、提供サービスの中核が「美容師」であるとの認識のもとで、業態ごとにサロンの魅力を最大限体感していただけるよう一層の顧客満足に努めてまいります。
持株会社である当社は、引き続き、グループ会社の適切な統制、人材育成と最適な人的資源の配置、効率の高い店舗投資等により、グループの経営基盤の強化に取り組んでまいります。
(1)経営方針
当社グループは、「地域のお客様に『美と健康と若々しさ』を提供し、当社グループに関わるすべての人と共に幸福社会を築いていける会社づくりを目指す」との経営理念に基づき、「地域一番店を創り続ける」を経営の中核に据えております。また、その実現のためには、主役の美容師が、真摯にお客様へのサービスに打込み、最高の力を発揮できるステージを提供し続けることが大変重要であると考えております。理美容業界の先を読むこと、スタッフを育てること、魅力的な職場を提供すること、それを支える経営システムを日々改善していくことが当社グループの成長の基軸であり、ステークホルダーからの信頼に繋がり、理美容業界のみならず社会全体の要請に応えるものと確信しております。
(2)経営環境
当社を取りまく環境は、人口減少と少子高齢化の進展により新卒美容師の減少などサロンスタッフの採用難や、スマートフォン・SNSの普及に伴う集客方法の急激な変化に直面しております。また低料金サロンへのニーズ拡大や美容意識の向上に伴う専門ニーズの高まりなどの選別消費の両極化が進展しております。チェーン展開をしている美容室におきましても、メンテナンス系美容室チェーンの店舗数・売上高の増加がデザイン系美容室チェーンを上回るなどの動きが顕著となっており競争は激しさを増してきております。
また、足元の状況では、新型コロナウイルス感染収束の見通しが未だ立たない中、国内経済への影響が継続することが見込まれ、美容室業界におきましても、消費者の巣ごもりや節約意識の高まりによりセルフカラーや来店間隔の長期化が進み、依然として厳しい状況が続いております。
この様な経営環境の中、来店促進対策やPB商材販売強化等の客単価アップ施策を中心に展開すると共に、スタッフ向けオンライン動画教育の取り組みを更に進展させることで、現場生産性の向上につなげるなど、グループの更なる成長を支える収益基盤の強化に取り組んでおります。
当社グループでは、お客様ニーズと経営環境の変化に対応するべく、提供する美容技術やサービスライン、価格帯に幅をもたせた複数のブランドを展開する多様なブランドポートフォリオをグループ経営戦略の基盤とし、その強化に取り組んでおります。
Ash、NYNY等のブランドを展開するデザイン系サロンは、ハイクオリティ・ハイセンスなサービスを値ごろ感のある料金で提供し、Choki Petaブランドのメンテナンス系サロンは、シンプルなサービスをエコノミープライスで提供しカジュアルヘアファッションのニーズに応えるなど、地域のお客様に幅広くご支持いただけるサロンを引き続き展開することを営業の基本方針としてまいります。
(3)目標とする経営指標
当社グループは、ステークホルダーから支持される企業であるためにも、財務体質の更なる強化、利益成長を継続していくことが重要な経営課題であると考えております。
財務体質の更なる強化についての経営指標としては、財政状態の健全性並びに長期的な安定性や支払能力を示す自己資本比率を採用しております。また、利益成長を継続していくことについての経営指標としては、企業の収益力を判断する基本的な指標の一つであり、株主資本をどれだけ効率的に運用し、利益を上げているかを判断する指標である株主資本利益率(ROE)を採用しております。
中長期的な目標として、自己資本比率40%以上、株主資本利益率15%以上を掲げております。
(4)中長期的な会社の経営戦略及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
中長期的な経営戦略として当社グループでは、暖簾分け制度への取組みを起点に国際的視野で「100年ブランドの創出」を目指しております。
当社は、創業時からのモットーである「若々しさ、美しさ、健やかさをより便利に快適に地域のお客様に提供する」を実践し続けるとともに、最近の美容室業界を取り巻く様々な環境変化へ柔軟に対応し、今後とも継続的に業容拡大を図り、企業価値を高めてまいります。
2020年度は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、2020年1月から12月累計での主要子会社4社のチェーン売上前年同期比は、90.6%(既存店前年同期比88.3%)となりました。特に3月以降、政府による学校休業要請や外出自粛要請を受け入客数減少が顕著となりチェーン売上高に影響を受けました。また、4月の緊急事態宣言により当社グループ主要店舗の多くが自主休業し、2020年4月のチェーン売上高が前年同月比31.2%と著しい影響を受けました。
当社グループとしましては、従業員の雇用維持を前提とした雇用調整助成金などの公的支援の受給や、金融機関からの資金調達による手元資金の確保によって当社グループ経営の安定化を図るとともに、不要不急のコスト削減、店舗賃料削減交渉などの対策を進め固定費の圧縮を図ることで、収益の確保に注力しております。
また、お客様や従業員の安心・安全を最優先し、本部・店舗での感染予防対策を徹底するとともに、収束後の業績回復を展望し、技術面・接客面におけるオンライン教育の強化によりサービスのレベルアップ・拡充を図り、Withコロナ・Afterコロナに向けた強いサロンブランドづくりとしなやかなブランドポートフォリオ戦略を再構築してまいります。
特に、デザイン系サロンのAsh・NYNYブランドの強化、メンテナンス系サロンであるカットカラー専門店のChoki Petaの収益力の向上、傘下の各事業会社によるFC加盟者への経営支援の強化などを主要な経営課題として取り組んでまいります。
Ash・NYNYにおいては、引き続き、プレミアムカラーやパーマ施術、厳選された付加価値の高い商品の提案による単価施策や新たなWebマーケティング戦略の展開を増客に繋げると共に、PB商品の新ブランド「ennic(エニック)」の販売拡大により、ブランド認知の深化を図ってまいります。
Choki Petaにおいては、引き続き、中高年層のお客様を中心とする来店客数の増加施策を強化することで、収益力の強化を推し進めてまいります。
SDにおいては、新規出店を更に加速するため、最新の動画コンテンツやSNS広告ツールの活用を行うなど、加盟店開発の手法と契約モデルの改善を行い、幅広い美容師独立ニーズに応えてまいります。
DEにおいては、新たにメンズ向けのサロン DIAMOND EYES for MENを展開し、動員の幅を広げることで、新しい層の取り込みをしてまいります。
当社グループ会社におきましては、引き続き、提供サービスの中核が「美容師」であるとの認識のもとで、業態ごとにサロンの魅力を最大限体感していただけるよう一層の顧客満足に努めてまいります。
持株会社である当社は、引き続き、グループ会社の適切な統制、人材育成と最適な人的資源の配置、効率の高い店舗投資等により、グループの経営基盤の強化に取り組んでまいります。