当社グループが係わる法人ICT(*1)関連市場におきましては、クラウドコンピューティングの普及を始めとする企業情報システムの変化、企業活動におけるIoT(*2)等のICT利活用の進展、情報漏洩等に対応するセキュリティ需要の高まり等を背景に、信頼性の高いネットワーク及びシステムへの需要は継続して増加していくものと認識しております。
当四半期の事業概況につきましては、企業のネットワークサービスへの需要は根強く、業績は第1四半期より好調に推移いたしました。法人ネットワークサービスでは、インターネット接続サービス、セキュリティ等のアウトソーシングサービス及びクラウドコンピューティング関連サービス等の複合提供で期初よりストック売上(*3)が順調に積み上がりました。フルMVNO(*4)サービスにおいては、SIMライフサイクル管理(*5)、訪日外国人向けトラベルSIM等のラインナップに加え、国内外の移動体通信事業者向けIMSI(*6)提供サービスの売上も伸長いたしました。また、IoT利用の進展を見据えて「eSIM(*7)サービス」及び「SoftSIM(*8)」等の開発にも注力いたしました。システムインテグレーションでは、企業のシステム構築需要は引き続き旺盛で、システム構築の受注は前年同期比7.1%増となりました。また、システム運用保守に一部含まれるクラウドコンピューティング関連サービスでは、MicrosoftやAmazonに加えGoogleのクラウドサービスとも閉域網で接続する等、マルチクラウド戦略を一層推進いたしました。新規事業では、持分法適用関連会社㈱ディーカレットが、国内有力事業者への第三者割当増資を実施し、資本金及び資本準備金を総額86.3億円(当社出資比率30%)へと拡充いたしました。利益面では、前期第4四半期に生じた㈱NTTドコモ接続料の一括追加費用(当初想定と実績との差分費用20.5億円)は本来の帰属期間である各四半期に配賦すべきで、それを反映した営業利益は、実質で58.8%との増益(前年同期実質の営業利益は870百万円)となりました。詳細につきましては、後述の「②実質前期比について」をご参照ください。
当第1四半期連結累計期間における業績結果につきましては、売上収益は前年同期比11.1%増の49,829百万円(前年同期 44,838百万円)、売上原価は前年同期比11.7%増の42,447百万円(前年同期 38,007百万円、前年同期実質 38,490百万円)となり、売上総利益は前年同期比8.1%増の7,382百万円(前年同期 6,831百万円、前年同期実質 6,349百万円)となりました。その内訳といたしまして、ネットワークサービスの売上高は前年同期比6.9%増の30,680百万円(前年同期 28,711百万円)、売上総利益は前年同期比2.7%増の5,019百万円(前年同期 4,886百万円、前年同期実質 4,404百万円)となりました。システムインテグレーション(含む機器販売)の売上高は前年同期比19.7%増の18,109百万円(前年同期 15,132百万円)、売上総利益は前年同期比23.3%増の1,890百万円(前年同期 1,533百万円)となりました。ATM運営事業の売上高は前年同期比4.5%増の1,040百万円(前年同期 995百万円)、売上総利益は前年同期比14.8%増の473百万円(前年同期 412百万円)となりました。販売管理費等(販売費及び一般管理費、その他の収益及びその他の費用の合計)は前年同期比9.5%増の6,001百万円(前年同期 5,479百万円)となりました。当第1四半期連結累計期間における営業利益は、前年同期比2.2%増の1,381百万円(前年同期 1,352百万円、前年同期実質 870百万円)となりました。税引前四半期利益は前年同期比3.9%減の1,369百万円(前年同期 1,425百万円、前年同期実質 943百万円)となりました。親会社の所有者に帰属する四半期利益は前年同期比11.1%減の777百万円(前年同期 874百万円、前年同期実質 544百万円)となりました。
2019/08/14 13:17