このような市場環境の中、当社グループの当第3四半期連結累計期間において、ネットワークサービスでは、企業のインターネットトラフィック(*5)の増加によりIPサービス(*6)売上高が順調に伸長し、自社開発のクラウドエクスチェンジ(*7)、SD-WAN(*8)やリモートアクセス(*9)等のサービス群も、クラウド普及に伴う企業システムの移管案件やネットワークのリプレース案件需要に対応し、売上伸長を牽引しました。セキュリティ関連サービスは、新サービス追加と既存サービスの機能拡充等で、前年同期比12.4%増と高増収が継続しました。法人向けモバイルサービスも、マーケティングや設備監視用途のネットワークカメラ接続(*10)等のIoT関連案件で継続拡大しており、今後の展望といたしましては、5G SA方式(*11)対応のeSIM(*12)を開発し動作検証を完了しました。システムインテグレーションでは、企業や官公庁向けのネットワーク環境の構築案件が活況で、システム運用保守に一部含まれるクラウドコンピューティング関連サービス売上高も順調に増加いたしました。
当第3四半期連結累計期間の業績につきまして、総売上高は、インターネット接続サービス、アウトソーシングサービス及びシステム運用保守等の月額計上される法人ストック売上高が増収を牽引し、156,070百万円となりました。法人ストック売上高は大幅増加したものの、前年度期中にあったWANサービスの大口特定顧客のモバイル移行による年度減収及びATM運営事業におけるコロナ禍等での減収影響があり、総売上高の増収率は低水準でありました。売上原価は前年同期比0.2%増の127,273百万円(前年同期 126,994百万円)となり、売上総利益は前年同期比21.5%増の28,797百万円(前年同期 23,694百万円)となりました。内訳といたしまして、ネットワークサービスの売上高は前年同期比2.7%増の93,983百万円(前年同期 91,525百万円)、売上総利益は、法人ストック売上高の想定以上の積み上げやモバイル接続料(定額通信料(*13))の2019年度実績に基づく単価の年次確定による低減等があり、前年同期比29.2%増の19,782百万円(前年同期 15,314百万円)となりました。システムインテグレーション(含む機器販売)の売上高は前年同期比6.9%増の59,927百万円(前年同期 56,062百万円)、売上総利益は前年同期比18.8%増の8,255百万円(前年同期 6,951百万円)となりました。ATM運営事業の売上高は、店舗休店や外出自粛でのATM利用件数減少及びATM運用台数減少等により、前年同期比30.4%減の2,160百万円(前年同期 3,101百万円)、売上総利益は前年同期比46.8%減の760百万円(前年同期 1,429百万円)となりました。販売管理費等(販売費及び一般管理費、その他の収益及びその他の費用の合計)は前年同期比5.9%増の18,670百万円(前年同期 17,634百万円)となり、当第3四半期連結累計期間における営業利益は前年同期比67.1%増の10,127百万円(前年同期 6,060百万円)となりました。税引前四半期利益は前年同期比64.5%増の9,227百万円(前年同期 5,610百万円)となり、親会社の所有者に帰属する四半期利益は前年同期比75.2%増の5,877百万円(前年同期 3,354百万円)となりました。
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2021/02/15 9:11