当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済状況は、円高による輸入原材料の価格の低下や堅調な設備投資等の明るい材料もあり企業収益は好調に推移し、総じて緩やかな景気回復基調で推移いたしましたが、中国経済の減速や英国の欧州連合(EU)離脱決定による世界景気の減速懸念から、依然として先行きの不透明な状況が続きました。一方、当社グループを取り巻く環境につきましては、国内のインターネット利用者数は横ばいであるものの、スマートフォンやタブレット端末の利用者は若年層を中心に増加しており、ソーシャルネットワークやソーシャルゲームの利用も拡大基調にあります。こうした背景のもとソーシャルメディアの普及により、マーケティングやプロモーション、リクルーティングなど、ソーシャルメディアが企業の事業活動に与える影響や重要性は益々高まってきております。このような経営環境の中、主力事業であるソーシャルサービス事業、受託開発事業に注力するとともに、今後もさらなる市場拡大が見込まれるシェアリングエコノミー分野を、当社グループの成長戦略における重要な成長市場と位置付け、これまでソーシャルメディアサービスにおいて蓄積したノウハウや知見を活かし、当社グループ内のシェアリングサービスへの開発投資、並びに、優良なシェアリングエコノミー系スタートアップ企業への投資育成に取り組んでまいりました。さらにシェアリングエコノミーと親和性が高く、世界的に注目を浴びているブロックチェーン技術を活用した認証サービスの開発や、一般社団法人日本ブロックチェーン協会の理事に就任するなど、知識・技術の蓄積やサービス開発、業界団体活動を推進してまいりました。
当第3四半期連結累計期間における当社の業績は、主力事業であるソーシャルサービス事業においては、ソーシャルゲーム向けユーザーサポートサービスを始め、各サービスが有機的に連携を図り、ワンストップでサービス提供をすることで、順当に売上高が拡大しております。受託開発事業においては、受注の増加に伴い、売上高が伸長しております。また、アイ・オーシステムインテグレーション株式会社を子会社化し事業領域を拡大したことも、売上及び利益の増加に寄与致しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は3,871,752千円(前年同期比13.3%増)となりました。営業損益については、人材関連費用や広告宣伝費などに加え、引き続き新規サービスの積極的な開発投資を実施したため、販管費及び一般管理費の増加を受け、429,457千円(前年同期20,850千円の損失)の損失となりました。経常損益は、有利子負債の増加に伴う支払利息の増加により429,894千円(前年同期17,616千円の損失)の損失となりました。親会社株主に帰属する四半期純損益は、新株予約権戻入益を受けて480,632千円(前年同期42,697千円の損失)の損失となりました。
2016/11/10 11:38