当第3四半期連結累計期間のわが国経済においては、全世界で急拡大した新型コロナウイルス感染症の影響により、景況感は急速に悪化いたしました。直近においては9月の月例経済報告で「このところ持ち直しの動きがみられる」との景気判断がなされる一方、同月の有効求人倍率は前月比0.01ポイント減の1.03倍と昨年来の下降傾向に歯止めがかかっておらず、先行きに対する不透明感はいまだに拭いきれておりません。
このような状況の中、当社グループの連結業績は、中核の国内人材紹介事業において、前年第4四半期連結会計期間および当年第1四半期連結会計期間の成約実績に対する当該感染症の影響は限定的となった一方で、コスト削減の効果が売上高の減少を補ったことにより、上半期の営業利益は期初計画どおりとなりました。しかし、4月の緊急事態宣言により、企業の採用延期とマーケットにおける求人数の減少が顕著になり、当社においても全社的な在宅勤務への移行に試行錯誤を余儀なくされ、第2四半期連結会計期間における同事業の成約実績は前年同期比で大幅な減少となりました。そして、これに伴い、当第3四半期連結会計期間の連結売上高と営業利益は前年同期比で大きく減少する結果となりました。
5月下旬の緊急事態宣言解除後は、オフィス内の感染予防対策を徹底し、出社と在宅勤務を並行させつつ、業績回復を図りましたが、当第3四半期連結会計期間においても急速な回復には至らず、海外を含めたグループ子会社の赤字を補って若干の黒字を確保するレベルで推移するにとどまりました。
2020/11/13 15:00