当第1四半期連結累計期間のわが国経済においては、新型コロナウイルス感染症の「まん延防止等重点措置」が全国的に解除された後も新規感染者数の高止まりが続きました。また、海外ではロシアに対する経済制裁によって景気の先行きに対する不透明感が増す中、3月の日銀短観調査における大企業の業況判断は7四半期ぶりに悪化しました。一方で、このような状況においても国内の有効求人倍率は引き続き堅調な推移が続いており、当第1四半期連結累計期間においては、中核事業である国内人材紹介事業は引き続き好調で、当社グループ全体でも堅調に売上が伸びる結果となりました。
国内人材紹介事業においては、特定業界を除いてほぼ全業界が求人意欲の高さを持続しており、前年度第2四半期からの流れを引き継ぐ形で、当第1四半期連結累計期間の売上高も過去最高を更新いたしました。今後も新型コロナウイルス感染症の動向には引き続き十分な注意を払いながらも、当社の本年の経営方針である「改革、改善、拡大」を全社で共有し、将来につながる事業展開にスピード感をもって取り組んでまいります。具体的には、コンサルタントの大幅な採用増加のために採用担当部門の強化を進める一方、当社グループのコンサルタントとマネージメントの全員が到達するべき高レベルの「JAC Standard」を階層別に設定して指導概要とハンドブックを作成し、その達成に向けて全社を挙げての取り組みを始めております。また、人材獲得促進と当社事業の認知度向上を意図したテレビCMも5月から放映いたします。同事業においては、2020年に買収した国内エグゼクティブサーチの株式会社バンテージポイントも、前年同期から大きく業績を伸ばし、1~3月の累計としては同社の設立以来最高の売上高と利益を達成いたしました。
海外事業につきましては、中国などアジアの一部で新型コロナウイルス感染症の拡大によるロックダウンの影響を受けている地域もあるものの、欧州、シンガポールなど業績回復が進んでいる地域も増えており、その結果、当第1四半期連結累計期間においては前年同期を上回る売上高となり、黒字を回復することができました。
2022/05/13 15:02