有価証券報告書-第9期(平成25年1月1日-平成25年12月31日)

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2014/03/25 10:35
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有報資料

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済政策と日銀の金融政策を背景とした円高是正・株価上昇傾向を受けて、景況感には改善の動きが見られる一方で、平成26年4月以降に消費税の増税を控え、消費者の買い控えを懸念する声もあり、予断を許さない状況です。
そうした中、当社が属するインターネット市場では、インターネット経由で、アプリケーションやプラットフォームを提供するクラウドコンピューティングが、データのセキュアな管理運用を求める企業や、システム関連コストの削減を目指す企業だけではなく、東日本大震災後の事業継続計画の見直しや節電への効果的な対策としても高い注目を集めています。
更に、スマートフォンやiPadに代表されるタブレット型コンピューターが次々に発表されるなど、モバイルコンピューティングが一層の高まりを見せ、国内のスマートフォン普及率も年々増加しています。そのような中、モバイル端末を通じて集めた消費者の行動ログなどをもとにマーケティング予測を行う、ビッグデータ分析に注目が集まっています。
このようなクラウドコンピューティングに対する需要の拡大やビッグデータに対する期待は、当社にとって大きなビジネスチャンスととらえ、当連結会計年度は、新たなクラウドサービスの研究開発と販売力強化のための施策に注力してまいりました。
その一環として、「Synergy!360」や「Synergy!」といったクラウドサービス群の新機能を強化するとともに、よりセキュアでスピーディーに利用いただけるよう基盤の強化も積極的に行いました。
また、1月には、ビッグデータを用いた消費者行動予測サービスの更なる向上を目的に、クローラー技術に定評のある株式会社マイニングブラウニーと資本・業務提携を行いました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は3,781,862千円(前連結会計年度3,403,099千円、前年同期比11.1%増)、営業利益は301,181千円(前連結会計年度230,837千円、前年同期比30.5%増)、経常利益は388,604千円(前連結会計年度283,920千円、前年同期比36.9%増)となり、当期純利益286,312千円(前連結会計年度は128,553千円、前年同期比122.7%増)となりました。
セグメントの業績は、次の通りであります。
(イ)クラウドサービス事業
クラウドサービス事業は、昨今のクラウドサービスに対する関心の高まりを背景に、主力サービス「Synergy!」及び「Synergy!360」の低コストで導入可能な利点を訴求し、新たな顧客の開拓に努めました。
以上の結果、売上高は1,537,290千円(前連結会計年度1,397,584千円、前年同期比10.0%増)、セグメント利益は304,905千円(前連結会計年度177,413千円、前年同期比71.9%増)となりました。
(ロ)エージェント事業
エージェント事業は、当社クラウドサービスを利用している既存顧客に対して、システム開発やメール配信代行、広告代理等の受託業務の提案を行っており、売上高は1,032,976千円(前連結会計年度973,435千円、前年同期比6.1%増)となりましたが、エージェント事業に係る研究開発活動を積極的に行った結果、セグメント損失は29,487千円(前連結会計年度44,552千円のセグメント利益)となりました。
(ハ) eホールセール事業
eホールセール事業は、連結子会社である株式会社ビーネットがECショップ向けに商品の卸売りを行う事業であり、売上高は1,211,595千円(前連結会計年度1,032,079千円、前年同期比17.4%増)、セグメント利益は18,834千円(前連結会計年度1,966千円、前年同期比857.9%増)となりました。
(ニ) その他
その他は、第1四半期連結会計期間に設立した、連結子会社であるSMIA Corporationの、米国における市場調査事業等の業績を示しており、セグメント損失は2,889千円となりました。
(2) キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて445,047千円増加し、1,929,120千円となりました。
(イ)営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、333,641千円の収入(前連結会計年度は、156,484千円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益514,966千円、投資有価証券売却益△209,000千円、減価償却費160,400千円を計上したこと、また法人税等の支払いにより121,340千円支出したことなどによるものであります。
(ロ)投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、116,020千円の収入(前連結会計年度は、65,638千円の支出)となりました。これは主に、投資有価証券の取得による支出633,553千円、投資有価証券の売却による収入573,239千円、投資有価証券の償還による収入310,175千円などによるものであります。
(ハ)財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、36,538千円の支出(前連結会計年度は、82,828千円の支出)となりました。これは主に、配当金の支払額44,509千円、ストックオプションの行使による収入18,612千円などによるものであります。
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